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『銀と金』リリー・フランキーの怖さが癖になる。原作を超える名作となるか? ギャンブル漫画の代表作ドラマ化に熱視線!

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公式HP」より

 ギャンブル漫画の第一人者といえる福本伸行氏の代表作。『銀と金』(テレビ東京・土曜深夜0時20分より放送)の放送が1月7日より始まった。

「アカギ」や「カイジ」で知られる福本伸行氏といえば、シリアスな心理描写やインパクトのある人物描写で「極限の勝負」を表現することで有名だ。本作も「福本伸行ワールド全開」といった印象である。

 まずは、森田鉄雄が競馬場でハズレ馬券を「万札と錯覚」し、慌ててかき集めているシーン。敗北によって極限状態に追い込まれた人間の心理を見事に表現している。氏の描くこのようなシーンを見ると「恐怖」にも似た感情を抱くときがあるものだ。「ギャンブルはほどほどに」と考えさせられる。

「恐怖」といえば、平井銀二役「リリー・フランキー」の演技に触れないわけにはいかない。

 平井銀二は裏社会を仕切る大物フィクサー。常人離れした天才的な心理で、悪党から金を巻き上げる「悪魔のような男」だ。本作品において最も重要な存在といえる訳だが、リリー・フランキーはその大役を見事に果たしている。

「人を1人殺して欲しい」と何気ない顔で口にするシーンは思わず鳥肌が立った。尋常ではない存在感を醸し出す「リリー・フランキー」の演技によって「平井銀二」という男が「只者ではない」と感じさせる。

 福本伸行氏作品の主人公といえば、存在感だけで「常人とは違う」と納得させる強烈なキャラが存在することで有名だ。『銀と金』の平井銀二は「その代表」と<もいえる訳だが、完璧に再現できているといえるだろう。ファンの間では「原作より雰囲気がある」といった声も挙がっている。