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北朝鮮の情勢悪化でサトノアレスの馬主も冷や冷や?皐月賞どころではない緊張状態に突入。140億円の大勝負はどうなる?

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※画像:サトノアレス 『競馬つらつら』より

 第77回皐月賞が目前に迫り、どの関係者も胸を躍らせているだろう。だが、サトノアレスの里見治オーナーだけは皐月賞への期待と不安のほかに、別のことでも気を揉んでいるかもしれない。

 里見氏はセガサミーグループのCEO(代表取締役会長)という立場にある。そんな氏の悲願だった「総合カジノリゾート・パラダイスシティ」が4月20日に、韓国の仁川国際空港隣接エリアにてオープンする予定だ。当日は日本のマスコミも多く訪れて大々的なセレモニーが行われるだろう。

 この総合カジノリゾート・パラダイスシティは、将来日本でカジノが合法化されるのを前提に進めた投資案件。投資額は1429億ウォン、日本円に換算すると約140億円だ。2014年の11月に大々的に起工式を行い、その後準備が進められてきた。リゾートはルーレットやスロットゲームなどのカジノがメインだが、レストラン、ホテル、結婚式場なども最高級の設備が揃っている。

 日本からもギャンブル好きの調教師や騎手が里見氏の紹介で大量に招待されるとの噂もあり、関係者からも注目を集めていた。しかも韓国なので日帰りで行ける距離。日曜の競馬開催終了後に飛行機に乗り、翌日月曜日に帰国するというプランが組める。だが、順調に進んでいたと思われていたこの案件が、少しずつ里見氏の思惑から外れ始めているようだ。

「里見氏は投資した見返りに、韓国でカジノを運営する企業(パラダイス)からノウハウを得ようとしていたといわれています。それを2020年の東京オリンピックに合わせて開業する予定だった日本のカジノリゾートに活かしたいと考えていたようです。しかし、国会での審議が遅れてしまい、それが間に合わない可能性が出てきました。もちろん、東京オリンピックの開催年に間に合わなくとも、その先での開業を目指すため、決して無駄ではないのでしょうけど......」(関係者・談)

 東京オリンピックの開催までに開業していれば多くの外国人観光客らの集客が見込めたはずだ。世界に日本のカジノを印象づけるためには格好の時期であったことは間違いなく、これを逸したことは大きな痛手となるだろう。

そして、もうひとつ大きすぎる問題が発生している。それが「北朝鮮との戦争問題」だ。

 すでにテレビや新聞で連日取り上げられているように、今や朝鮮半島は一触即発の危険な状況にある。日本の外務省も注意喚起を出しており、また北朝鮮も韓国に滞在する「在韓外国人」に対して退去を求めているほどだ。

 仮にアメリカのトランプ大統領が決断して戦争状態に突入すれば、里見氏はセレモニーどころではないのは当然。オープンを間近に控えた総合リゾートにも無慈悲な砲弾が降り注ぐ可能性もある。そして少なくともこの緊張状態が続く間は、観光客の誘致に影響があるのは否めない。まさに里見氏にとって気が気ではない状況と言えるだろう。

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