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佐々木主浩氏ヴィブロスなど「G1級メンバー」が府中牝馬S(G2)に集結! 超一流の中距離馬とマイラーが激突する「1800m」のG1昇格は?

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 とはいえ、仮にもし毎日王冠や中山記念がG1昇格したとしても現行のプログラムでは、やはり天皇賞・秋や大阪杯といった2000mのレースの前哨戦というイメージの枠を出ないだろう。しかし、それではG1に昇格する意義があまりないように思える。JRAもその辺りを懸念しているからこそ、なかなか重い腰を上げないのかもしれない。

 ならばいっそのこと、順序を逆にしてはどうだろうか。つまり、2000mやマイル戦の後に1800mのレースを作るということだ。

 例えば、近年有力外国馬の出走が芳しくなく、存在意義が問われ始めているジャパンCを1800mにして、天皇賞・秋とマイルCS組が合流して1800mで争うような仕組みを作る。レース賞金は従来のままで、両競走の上位3着以内に優先出走権をつければ、相当ハイレベルなメンバーが見込めるのではないだろうか。

 海外馬にしても2400mでは凱旋門賞やブリーダーズCターフなどが先にあるため、そちらを優先してしまいがちの現状。だが、超一流の価値を持つ1800mのレースは、まだそう多くないはずだ。上手くいけば春のドバイターフ、秋のジャパンCとして、世界的な需要が生まれるかもしれない。日程次第では、12月の香港Cと香港マイルを使う外国馬の前哨戦の機能も果たせるかもしれない。

 いずれにせよ、今年の毎日王冠や府中牝馬Sの出走メンバーの充実ぶりを見れば見るほど、前哨戦のまま開催しているのが惜しい気がするのは筆者だけではないはずだ。一線級の中距離馬とマイラーが激突する1800mのレースを、ファンのためにもっと有効に活かせる手段はないのだろうか。

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