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パチスロ狂いが現役業界人と「家スロ」談義……「3000枚規制」5.9号機の現状を暴露!? 見えた業界の「行く末」とは

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パチスロ狂いが現役業界人と「家スロ」談義......「3000枚規制」5.9号機の現状を暴露!? 見えた業界の「行く末」とはの画像1家スロを愛し、業界を憂う

 パチスロ業界人が嘆く「業界の行く末」とは……。

 遡れば、2015年12月。ART純増枚数が2.0枚以下、出玉管理(押し順ナビ)をサブ基板からメイン基板への移行が義務付けられるなど、様々な規制が設けられた初の5.5号機『秘宝伝 ~伝説への道~』が登場し、約2年。

 この間に5.5号機はのべ「200機種以上」が導入されるも、その多くが苦戦を強いられた印象である。そして、10月からは「3000枚リミッター搭載」の「5.9号機」のみの販売がスタート。

 このような現状に多くのパチスロファンが興醒めているのではなかろうか。それは、実際にパチスロ業界の最前線で働くも同じのようだ。むしろ、業界に近い人間だからこそ一段と深刻に感じている……。

 そこで今回は、私と同じく家スロを「5台保有」。また現在もなお、パチスロ開発に携わる人間だからこそ分かる”パチスロ業界の現状”と”今後の未来”を「家スロ」談義と共にお聞き頂きたい。

「山崎」: 5.9号機の販売が本格的に開始しました。現在、販売予定の「3000枚規制」該当機種であるART機は『戦国コレクション3』『BLACK LAGOON3』『ゴッドイーター2』のみとなっていますが、業界的には閑散期なのでしょうか?

「開発M」:むしろその逆、近年稀に見る繁忙期です。5.9号機の販売に向けて、数々のメーカーが大急ぎで動いているようですね。つまり、今後は上記3機種の他に、数多くの新台が出るのではないでしょうか。もちろんパチンコも含まれますが。

「山崎」:なるほど。現場は猫の手も借りたいほどに忙しい状況が続いているのですね。そんな忙しい状況であれば、実際の現場は活気づいているイメージがありますが、どうでしょうか?

「開発M」:そんなことないですよ。むしろ5.9号機の仕様に多くの人が悲観的です。実際に5.9号機を試打してみると……。なんせ一撃で3000枚に到達すれば強制終了ですからね。現行機種でも3000枚を突破するのは至難の業ですが、いざ強制終了となってしまうと、寂しさは否めないですね……。

「山崎」:数多くの機種が開発に向けて動いている中で、その多くの機種に不安を抱くとは……。今回の規制による業界へのダメージは相当なものですね。

「開発M」:ただでさえ斜陽産業であるパチスロ業界に追い打ちを掛けるのは間違いないでしょう。なので、メーカーとしては5.9号機で開発費の回収。また、今後待ち受ける規制に向け、利益確保で必死になっている結果、現在の繁忙期を迎えているのでしょうね。また、6号機に向けてすでに動き出しているメーカーも……。

「山崎」:もう6号機に動き出している現場もあるのですか。6号機といえば、来年2月から施行される新たな規則。現行機種の『ジャグラー』シリーズですらも出せないとか……。

「開発M」:そうなんですよ。なんせボーナスの獲得枚数が「300枚以下」に制限されますからね。遊びやすい機種であるのに、なぜ規制対象となるのか謎です……。老若男女問わず多くの支持を得ている『ジャグラー』シリーズだけに、5.9号機の危機的状況を鑑みれば、より深刻化の一途を辿るでしょう。

「山崎」:同感です。ユーザーからも驚きの意見が多く出ていますね。今までの話を通して、現状パチスロ業界が抱えている深刻な現状が十分伝わってきました。今こうやって「家スロ」を回しながらの談義ですが、もうこのような機種がホールで打てる機会がなくなると思うと悲しいですね……。

パチスロ狂いが現役業界人と「家スロ」談義......「3000枚規制」5.9号機の現状を暴露!? 見えた業界の「行く末」とはの画像2

「開発M」:ホントそう思います。特に『パチスロひぐらしのなく頃に祭』は7年前の機種であるのにも関わらず、今打っても面白いです。一見カオスな出目かと思いきや、打てば打つほど味が出る、まさにスルメ台……。この機種は絶対に「家スロ」から撤去しないで下さいね?

「山崎」もちろんです。この機種は”墓場”まで持って行きますから!

 実際の開発現場だからこそ聞ける声からは、パチスロユーザーが抱えている「不安」以上に業界が深刻であることが感じ取れた。

 ただ、危うい状況を語る中で時折見せた”笑顔”。果たしてその笑顔は何を意味しているのだろうか。今後待ち受ける業界の”一筋の光”であることを期待しつつ「家スロ」談義は続くのであった……。

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