真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.01.25 10:05
ゴールドアクター「検査結果」に浮き彫りの深刻度……レース直前「異変」を察した武豊騎手がアドバイスを求めた「人物」とは
編集部
21日に中山競馬場で開催されたAJCC(G2)でまさかのシンガリ負けを喫し、その進退が問われている2015年のグランプリホース・ゴールドアクター(牡7歳、美浦・中川公成厩舎)。
レース後、今回が初コンビとなった武豊騎手が「残念。初めて乗りましたが返し馬からあまり良くなく、レースでも”らしくない”走りでした。前後の脚のバランスが悪く、深刻かもしれません」と話したことで足元の異常も懸念されたが精密検査の結果、特に目立った異常はなかったようだ。
ただ、今回は脚部不安のため昨年の宝塚記念(G1)以来、約7カ月ぶりのレース。1週前追い切りでは併走馬に置き去りにされるなど、状態面では疑問符がついたままでの出走だった。
それだけに検査で異常がなかったことは「不幸中の幸い」といえるが、ならばこそあの最下位大敗には深刻度がより浮き彫りになった格好だ。
「これとった異常が発表されなかったゴールドアクターですが、だからといってまったくの『異常なし』というわけではなさそうです。実際に現在は再び放牧に出されており、大阪杯に挑むプランも白紙になったとか……。
実はレース直後に武豊騎手が、厩舎スタッフを呼んでいる姿が目撃されています。幸い大事には至らなかったようですが、中川調教師も『右前肢にトラブルが起きたかもしれない』と右の前脚の歩様に違和感があった様子。何らかの異常があったのは確かなようで、結果は最悪でしたが、武豊騎手が早々にレースを諦めて無理をしなかったことが、大事に至らなかった要因かもしれません」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
17:30更新- 武豊×藤田晋オーナーの「遅れてきた好素材」がデビュー戦V! シンエンペラー、フォーエバーヤングなどに続く「世代5頭目」、重賞級の出世に期待
- 【皐月賞】戸崎圭太「継続騎乗」で大物とコンビ! 最も勝ちたいレースに「ダービー3勝」トレーナーが援護射撃
- 【マーチS(G3)展望】武豊も困惑「自らブレーキをかけた感じ」で前走惨敗ミトノオー、2戦2勝「得意舞台」に戻って巻き返しへ
- 三浦皇成「何もできなかった」絶望の34.6秒。「本当に申し訳ない」リベンジの機会もすれ違い…遠ざかる悲願のG1制覇
- 【毎日杯(G3)展望】C.ルメール×木村哲也「チーム・イクイノックス」の大物VSシンザン記念覇者ノーブルロジャー! 日本ダービー登竜門に素質馬が続々
- 藤田菜七子「126連敗」で崖っぷち、女性騎手ワースト更新の可能性も…現在の最多連敗は昨年未勝利だったあの若手騎手
- 【皐月賞】レガレイラ「最有力」も世代レベルに疑問?混迷極まるクラシック戦線…期待高まる「無敗馬」2頭の存在
- レガレイラか、シックスペンスか…皐月賞(G1)C.ルメールぐらり!? 安藤勝己氏「後ろ髪を引かれる勝ち方」超G1級シックスペンスが受け継いだキタサンブラックらの伝説
- 武豊が惚れた大物3歳牝馬が待望の復帰戦! 福永祐一が「コントレイル以上」と語る父のキャリアと酷似
- JRA 武豊「忖度なし」乗り替わりにファンから同情の声!? 「踏み絵でも踏ませる気か……」蜜月厩舎との疎遠が影響か