真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.02.06 09:15
M.デムーロ「京都2200m」重賞5連勝なるか? 今年・重賞騎乗オール「重賞未勝利馬」にもかかわらず、すべて「2番人気以内」の異常
編集部
先週の東京新聞杯(G3)でリスグラシューが牡馬を蹴散らし優勝したことで、改めてそのレベルの高さを証明した4歳牝馬。今週の京都記念(G2)は、昨年のダービー馬レイデオロを筆頭に「4歳No.1決定戦」と位置付けられているが、今週も「牝馬」が同世代の牡馬を蹴散らすのだろうか。
昨年のエリザベス女王杯(G1)を制したモズカッチャン(牝4歳、栗東・鮫島一歩厩舎)には同距離同舞台でG1勝ちの実績があるだけに、秋華賞馬ディアドラよりもさらに高い期待が集まっているようだ。
特に、主戦のM.デムーロ騎手は年が明けても絶好調。騎乗停止により出遅れたが、すでに日経新春杯(G2)とAJCC(G2)を連勝するなど重賞2勝。現在15勝を上げ、あっさりとリーディング首位の座に君臨している。
そしてモズカッチャンにとって、何よりも頼もしいのがデムーロ騎手の「京都2200m重賞」の成績だ。
現在、JRAにおける京都2200mの重賞は、この京都記念の他に京都新聞杯(G2)とエリザベス女王杯(G1)があるが、デムーロ騎手は現在「騎乗機会4連勝中」と、まさに無類の勝負強さを誇っている。
サトノクラウンとのコンビで挑んだ2016年の京都記念で前走・天皇賞・秋(G1)17着からの復活勝利を上げると、その年のエリザベス女王杯(G1)もクイーンズリングで勝利。さらに昨年の京都記念でダービー馬マカヒキを下して人馬共に連覇を達成すると、エリザベス女王杯でモズカッチャンを初G1制覇に導いている。
この間、京都新聞杯には騎乗していないが、京都2200mの重賞はデムーロ騎手にとって「乗れば勝つ」という最高の舞台になっている。
PICK UP
Ranking
11:30更新- 武豊×藤田晋オーナーの「遅れてきた好素材」がデビュー戦V! シンエンペラー、フォーエバーヤングなどに続く「世代5頭目」、重賞級の出世に期待
- 【皐月賞】戸崎圭太「継続騎乗」で大物とコンビ! 最も勝ちたいレースに「ダービー3勝」トレーナーが援護射撃
- 【マーチS(G3)展望】武豊も困惑「自らブレーキをかけた感じ」で前走惨敗ミトノオー、2戦2勝「得意舞台」に戻って巻き返しへ
- 【毎日杯(G3)展望】C.ルメール×木村哲也「チーム・イクイノックス」の大物VSシンザン記念覇者ノーブルロジャー! 日本ダービー登竜門に素質馬が続々
- 三浦皇成「何もできなかった」絶望の34.6秒。「本当に申し訳ない」リベンジの機会もすれ違い…遠ざかる悲願のG1制覇
- 【皐月賞】レガレイラ「最有力」も世代レベルに疑問?混迷極まるクラシック戦線…期待高まる「無敗馬」2頭の存在
- 藤田菜七子「126連敗」で崖っぷち、女性騎手ワースト更新の可能性も…現在の最多連敗は昨年未勝利だったあの若手騎手
- レガレイラか、シックスペンスか…皐月賞(G1)C.ルメールぐらり!? 安藤勝己氏「後ろ髪を引かれる勝ち方」超G1級シックスペンスが受け継いだキタサンブラックらの伝説
- 武豊が惚れた大物3歳牝馬が待望の復帰戦! 福永祐一が「コントレイル以上」と語る父のキャリアと酷似
- JRA 武豊「忖度なし」乗り替わりにファンから同情の声!? 「踏み絵でも踏ませる気か……」蜜月厩舎との疎遠が影響か