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京都記念(G2)「大波乱」の主役はクロコスミア!? ジェンティルドンナ、ハープスターが沈んだ京都記念でG1馬より「狙える」理由

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 11日に行われる京都記念(G2)は4歳世代のG1馬4頭が激突する豪華共演となったが、あいにく前日の降水確率は80%。レース当日は曇りのようだが、この時期だけに馬場の回復は難しそうだ。

 しかし、「4強」を前に苦戦必至のクロコスミア(牝5歳、栗東・西浦勝一)にとって、馬場悪化は間違いなく「歓迎材料」といえるだろう。

昨秋のエリザベス女王杯(G1)で勝ったモズカッチャンとクビ差の接戦を演じるなど、充実著しい5歳牝馬だが、元々は雨が降って馬場が悪化した時こそ「買い」といった存在だった。

 クロコスミアという名が多くの競馬ファンに知れ渡ったのは、3歳秋のローズS(G2)に他ならない。

 2歳の赤松賞(500万下)を勝ってオープン昇級を果たしたものの、重賞の壁に阻まれ春のクラシック出走が叶わなかった本馬。秋になってローズSに挑戦した際は、まだ1000万下の身であり、単勝77.6倍の11番人気と特に注目もされていなかった。

 しかし、果敢にハナを切ると、この年のオークス馬で単勝1.6倍だったシンハライトをハナ差まで追い詰める粘り腰を発揮。全国の競馬ファンの度肝を抜いた要因となったのが、雨で渋った馬場だった。

 その後、再び凡走を繰り返し1000万下まで降格したクロコスミアだったが、夏の北海道で再びオープン昇格を果たすと、その勢いで挑んだ秋の府中牝馬S(G2)で再び「運」が巡ってきた。雨が降り、馬場が荒れたのだ。

 まさに水を得た魚といったところだろうか、ゲートを勢いよく飛び出したクロコスミアはまたも強敵相手にハナを奪うと、そのまま逃げ切り。今度は国際G1馬のヴィブロスを抑えての重賞初勝利だった。

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