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大阪杯(G1)スワーヴリチャードは不安満点……天才馬券アイドル・楠原安里梨の期待は「初」

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楠原安里梨:まずスワーヴリチャード。前走の金鯱賞は強かったです。今回騎乗するのもリーディングトップをひた走るM.デムーロ騎手ですし、このタッグは向かうところ敵なしと言った感があります。

 でも今回は中2週での出走で、前走で最後の最後まで全力疾走をしていたように見えたので、その疲れがどこまで抜けているのかも気になります。あとこの馬も2000mは適性距離ではなく、少し短いと思います。

 それに大阪杯が右回りである点がネック。有馬記念(G1)は最後の直線で内側に斜行するなど、苦手にしている様子でした。どこまで克服できているのでしょうか?

 くわえて鞍上のデムーロ騎手は、先週の日曜日に高松宮記念で1番人気だったレッドファルクスで8着と惨敗したのも含めて、6回1番人気に支持されたものの1勝に終わっているんです。デムーロ騎手は好不調の波が激しいイメージがあるので、こうなってしまうとしばらくチグハグな騎乗が続く気がしてしまうんですよね。

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 他にはペルシアンナイトは距離が長過ぎる気がします。やはりマイルが適距離なのではないかと。4歳勢すべてに言えるのですが、本格化はもう少し後なのではないでしょうか。

 昨年末から2連勝中のダンビュライトは、このメンバーを相手にしたときにどれだけ勝ち負けに迫れるのかが未知数。鞍上が何度も斜行して騎乗停止になるのを繰り返して不調の浜中俊騎手という点もちょっと……。

 そしてミッキースワローは昨年のセントライト記念(G2)ではアルアイン、サトノクロニクルに競り勝ち、前走のAJCC(G2)では2着と好走しています。ですが、57kgの斤量を背負ってもあの走りができるのかが不明です。個人的には嫌いではないんですけどね。

 あとはトリオンフですかね。前走の小倉大賞典(G3)では最後の直線でムチを使うことなく抜け出し、圧巻の勝利を飾りました。セン馬という点も非常にグッと来るんですけど、今回は川田騎手ではなく、田辺裕信騎手というのが気がかりですね。乗り替わりがなければ推していたかもしれません。

――ありがとうございました。次回は今回の予想の結果を振り返りつつ、お話が聞けるのを楽しみにしています。

楠原安里梨:こちらこそ、ありがとうございました。今年は昨年以上にお仕事でもプライベートでも競馬漬けの日々を過ごしたいと思っています。なにとぞよろしくお願いします!!
(取材・構成=編集部)

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■楠原安里梨
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