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JRA京都開催を経て「JBCジュベナイル」爆誕!? NARのトップが語った「地方競馬の祭典」の真実と驚愕のビッグプラン

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 では来年以降、再び地方競馬主導に戻るJBC開催はどう発展していくのか――。ここでも塚田理事長が驚愕のプランをぶち上げた。

「JBCで2歳戦をやりたいなと思ってるんです」

 というのも、地方競馬では昨年からオリンピックの強化指定選手制度ならぬ「強化指定馬制度」という試みを行っている。具体的には地方の2歳馬で優秀な成績を残した馬に対して、育成施設などを利用する際、NARが最大200万円の支援を行うというものだ。

 その結果、強化指定馬に認定されたハセノパイロが大井の東京ダービーを制覇。サザンヴィグラスも門別の北斗盃を勝つなど、一定の手応えを得ており、今後さらに指定枠が拡大される見込みだ。

 それと並行してJBCに2歳限定レースを創設する計画。中央馬に太刀打ちできるような強い地方馬の育成に力を入れるつもりだ。さしずめ「JBCジュベナイル(G1)」といったところだろうか。いずれにせよ、かつてのハイセイコーやオグリキャップのようなJRA所属馬と互角以上に戦える、強い馬の出現を望んでいる地方競馬ファンは多い。

「仮にJBCで2歳G1が出来ても、現在12月に開催されている全日本2歳優駿(G1)との兼ね合いに関して、塚田理事長は『全日本がトップだと思います』と語っていました。

 例えば、同じ11月、12月のG1でいうとJBCクラシックと東京大賞典のような関係でしょうか。JBCをダート競馬の祭典として差別化を図りたいという展望があるようです。

 仮に”JBCジュベナイル”ができるなら、将来的に日米で提携して行っている『JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY』にも組み込まれるでしょうし地方馬、中央馬にとっても、さらなる選択肢となりそうです」(同)

 詳しくは『馬ラエティBOX』内のインタビュー記事を見て頂きたいが、終始、現在絶好調にある地方競馬のトップらしい「攻めの姿勢」を見せていた塚田理事長の”ビジョン”は、とても興味深く印象的だった。

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