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ソフトバンク元社長室長が語る、孫正義氏から学んだ「10秒以内に決断する方法」

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ソフトバンク元社長室長が語る、孫正義氏から学んだ「10秒以内に決断する方法」の画像1※画像:『頭がいい人の 仕事が速くなる技術』著:三木雄信/すばる舎リンケージ刊

 ソフトバンク社長の孫正義さんといえば、メールにはすぐレスポンスをしたり、ツイッター上ではユーザーからの要望に「やりましょう」と答えて実行に移すなど、「即断即決の人」というイメージが強い。

 実際のところ、孫さんは意思決定や行動のスピードが速いのだそうだ。

■10秒以内に動く、10秒以上考えたら他人に聞く

 では、どのくらい速いのだろか?考える時間は、わずか10秒。それ以上考えることがあれば他の人の力を借りる。

 『頭がいい人の 仕事が速くなる技術』(すばる舎リンケージ刊)の著者で、ソフトバンクの社長室長として孫正義さんのもとで働いた経験を持つ三木雄信さんは、孫さんから繰り返し「10秒以上考えるな!」と言われてきたそうだ。

 ではもし、考え込んでしまい10秒で行動を起こせなかったらどうするのか?

 そのときは答えを知っていそうな人に話を聞く、幹部たちと議論するといったことを必ず実践していたそうだ。そこから、三木さんは「10秒考えてもわからないことは、それ以上自分で考えても答えは出ない」と学んだという。

■仕事を速くしたいなら、情報と意思決定者を握れ

 しかし、いきなり「10秒以内に行動せよ」と言われても、実行するのはむずかしいだろう。

 そこで三木さんは解決法を提案する。以下の二点を意識するだけで、10秒以上考え込むということはなくなるというのだ。

・情報
・権限

 まず、プロジェクトが抱えている問題を解決するために必要な、充分な情報を集めるだけで仕事のスピードは劇的に上がる。では何をもってして充分だといえるのかといったら、「仕事の全体像を掴めるまで」が一つの基準になるという。携わっているプロジェクトが門外漢であれば、自分から進んで仕組みや基礎知識を学ぶ姿勢が求められる。

 しかし、充分な情報を手元に揃えていたとしても、手が止まってしまうことがある。その原因の一つとしてあげられるのが、自分に権限が足りていないということだ。
いくら行動に移そうと思っても、上司や関連部署の許可が出ないと進められないというのは組織に所属しているなら、よく起こること。

 もし、自分だけで決められないのなら、会議をセッティングすればいい。意思決定の権限を持つ上司や関係者を一度に召集し、彼らに決めてもらい、自分はその決定に基づいてすぐに行動すればいいのだ。

 本書では他にも、仕事を速くするための技術として、締め切りの活用法、他人の力をうまく借りる方法などが紹介されている。

 仕事が思うように進まず残業続きな毎日を送っているのなら、何かしらのヒントが得られるだろう。

(新刊JP編集部)

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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

BusinessJournal編集部

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