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永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報

恋人を秘書にした三原じゅん子議員の「男性関係」…今度は秘書と結婚、前任秘書は「つらくて」依願退職

文=神澤志万/国会議員秘書
恋人を秘書にした三原じゅん子議員の「男性関係」…今度は秘書と結婚、前任秘書は「つらくて」依願退職の画像1三原じゅん子参議院議員(Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

 ちょっと前ですが、三原じゅん子参議院議員の24歳離れた秘書との“年の差婚”が週刊誌などで話題になっていましたね。国会でお見かけするたびに、そのすらっとした姿勢と凛々しい立ち居振る舞いに「かっこいいな」と思っていましたが、最近は三原氏と会話する同僚議員の顔が、どうしてもニヤついているように見えてしまいます。「若いパートナーとラブラブなんて羨ましい」という羨望がそうさせるのでしょうか。

 とはいえ三原氏の「男性関係」については、初当選した2010年の選挙の時から、自民党本部もとても心配していたようです。秘書の人選や面接も党本部が代行し、三原氏の「女性の魅力」を意識しないことをいろいろな面から確認した上で採用したと聞いています。

 しかし、三原氏は議員として国会のルールを理解できてくるとともに、「自分の公設秘書は自分が選任してもいい」ということに気づいたようで、恋人を公設第一秘書に登録したことがありました。

 その秘書とは「結婚同然の事実婚」であり、「配偶者は公設秘書に登録できない」との規則に違反していると週刊誌に追及されました。相手とされる元ミュージシャンの男性は、通常の秘書としての業務はまったく行わなかったため、ほかの公設秘書たちは仕事が増えて鬱になりそうなくらい働かざるを得なくなったようです。

 また、三原氏は週刊誌で自身のプライベートを取り沙汰されると、秘書たちに対して他事務所との交流を禁じるようになりました。実際に、仲間の秘書たちが飲み会へ誘っても、三原事務所の秘書は「議員から止められているので」という理由で、いつも断っていました。

 議員会館の廊下や会議室での秘書たちの様子も、他の人たちと目が合うのを避けているかのように常に下を向いて歩き、こちらから声をかけると、「びくっ」として慌てて挨拶をして、足早に去っていくという感じでした。

三原氏に振り回された秘書たち

 そんな暗い雰囲気の事務所に、この夏の参議院選挙のスタッフとして合流したのが「例の彼」、つまり現在の夫となった秘書です。選挙スタッフとして採用されたので、党本部の厳しい秘書採用のチェックを受けずに三原氏とともに選挙期間中走り回る「カバン持ち」係に任命されたようです。

 事務所の中でもダントツに若い彼ですから、カバン持ちという最も体力が必要なポジションに置かれたのは、当然の流れだったように思います。周りの秘書たちも、まさか2人がお付き合いするようになるとは思いもよらなかったようです。

 もちろん、そういう人間関係が嫌で辞める秘書もいます。数週間前に、予算委員会の質疑準備で三原氏の秘書の携帯電話に連絡したところ、声がめちゃめちゃ明るいので驚きました。そこで、「あれ? ○○君、今日は元気だね」と聞くと、「はい、実は三原事務所を離れて、今は○○事務所でがんばっています」とのこと。

 三原氏のわがままに振り回される日々から脱出したくて、辞めたい希望を党本部に伝えていたようですが、選挙が終わるまで我慢するように言われていたようです。

 参議院選挙の後片付けが終わった10月にやっと退職を認められ、同じ自民党の別の議員事務所で秘書として再就職したそうです。生き生きとした声に「よかったね」と心から思いました。

 その辞めた秘書の後任として「例の彼」を公設第二秘書に登録し、すぐに週刊誌の指摘で解任したので、ほんとうに短い公設秘書期間だったと思います。

 公設第一秘書として登録されていた「元恋人」の後任には女性が登録されており、この方は以前からいる政策秘書と共にがんばっておられます。

 いろいろありましたが、議員事務所として、2期目にしてやっと正常化したのではないでしょうか。おかげで私たち他事務所の秘書も三原事務所と連絡を取りやすくなり、仕事もスムーズにできると喜んでいます。

 三原氏には、数少ない女性議員のひとりとして残りの任期も大いに仕事してもらいたいと望みます。議員活動が評価されれば、男性問題など忘れてくれるのが永田町です。

国会議員も人気ではなく実力で勝負してほしい

 国会議員の国別女性比率ランキングでは、日本は世界で100位を下回ります。衆議院の女性議員の数は480人中45人で9.5%と、1割を切ります。女性議員の比率が上がらないと、質も上がりません。秘書もしかりだと思います。

 今は男女とも議員は知名度や好感度だけで当選することも多いので、全体的に議員の質が下がっている気がします。外見ではなく「政治力」を鍛えてほしいものです。しかし、数少ない女性議員たちは、目立ちたいのか自分の「イメージカラー」を決めて、同系色の洋服を常に着ている人が多くいます。

 選挙で「うちわのようなもの」を配って有名になった自民党の松島みどり議員はトレードマークの赤いスーツばかり着ていますし、民進党の菊田真紀子議員は黄色。民進党代表の蓮舫議員は白のスーツです。ほかにも、今は議員ではないですが、ピンクのスーツの井脇ノブ子さんも目立っていました。

 また、元アナウンサーで東京オリンピック・パラリンピック担当大臣の丸川珠代議員は淡い色が多く、三原氏も元女優のスレンダーな体型を強調するスーツでさっそうと歩いています。フィギュアスケートの高橋大輔選手との「キス写真」で話題になった、元スピードスケート選手で自民党参議院議員会長の橋本聖子議員は地味な色が多いです。それから、遠くから突進してくるように歩いている上西小百合議員は白が多いです。

 国会はものすごく男性優位社会なので、女性議員には国会内での重要な役割は与えられず、本当の意味で活躍できる場が少ないので、「派手な洋服を着て自分の存在をアピールするしかない」と錯覚しているのかもしれません。

 山尾志桜里議員が民進党政調会長に就任したのも、能力を認められたわけではなく、女性票の発掘を目的とした民進党のパフォーマンスに利用されているようにしか見えませんでした。なぜなら、当選2期目の衆議院議員に、党としての政策を決定する重要な責務を担えるはずがないからです。

 自分がベテランでないことをわきまえている議員ならば、政調会長のような重責は辞退したと思いますが、引き受けたと報じられた時は、女性秘書たちは口々に「山尾さんわかってないよね。利用されているだけなのに……」とため息をついていました。

 国会に限ったことではないですが、「女性であればいい」わけでも、「女性だからいい」わけでもありません。男女の差別なく、政治活動できたらいいのですが、永田町はまだまだ女性に対して、とても高いハードルがいくつもあるのです。笑い話のようなエピソードがたくさんありますので、これからもお伝えしていきたいと思います。
(文=神澤志万/国会議員秘書)

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