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0円で楽園生活を満喫できる!? 刑務所”志望”者が急増中

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「まず刑務所での服役中は、衣食住費や医療費はタダ。もちろん出所後に服役中の食事代や医療費などを請求されることもない。また、更生保護施設へ入所すれば、こちらも刑務所と同じく、食費をはじめとする生活費はかからず、完全無料といっても差し支えないですね。施設を出た後も、預貯金がない、援助してくれる親族もいない、収入もない、病気で働けないなどの条件さえ整っていれば生活保護を受給できる。通常、区役所などの生活保護申請窓口へ相談にいくと、”水際作戦”でのらりくらりと断られてしまうケースが多い。だが犯罪歴があると、窓口担当者も『犯罪歴のせいで仕事が見つからないのだから仕方ない』『面倒なことに巻き込まれたくない』という理由で、あっさり受給が認められるのです。金額も東京都の場合、単身世帯ならば月額にして約13万円、4人家族だと約27万円も受給され、十分生活できるレベルです」

 まさに至れり尽くせりの生活だ。”刑務所太郎”たちの間では、こうした生活を勝ち取るためのテクニックすら確立されていると、前出の元受刑者は話す。

「窃盗、強盗未遂くらいの、刑務所志願にとってはちょうどいい犯罪を犯す。犯行後はできるだけさっさと捕まる。ここでひとまず警察署の留置場に入れてもらえる。長く税金で食べさせてもらうためには、それなりの努力も必要。捕まる際にできるだけ派手に暴れるなど、精いっぱい犯罪者ぶりをアピールする。そうすると刑期も延びるというもの。でも、犯罪を犯しても、不起訴や執行猶予付きになってしまえば無意味だ。警察での取り調べの段階から、いかに犯罪に至った経緯が悪質なのかをアピールするかにかかっている」(元受刑者)

 こうして無事実刑判決を勝ち取ると、めでたく受刑者となり、衣食住+医療制度も整った刑務所での、「天国に近い生活」(同)が待っているというのだ。

 しかし、いくら生活環境が整っているといっても、「やはり刑務所での生活は厳しいものなのではないか?」とも思えるが、実際にはどうなのか? ある法務省関係者は「厳しいとか楽とかは、人それぞれなのでなんともいえませんが、服役者の人権にはきちんと配慮されているとはいえます。中にはこれくらいの罪を犯せば何年刑務所に入ることになると計算して犯罪を犯し、年金がもらえるまで、のんびり暮らそうと考えている服役者もいます」という。また「刑務所は会社の寮、更生保護施設がホテル、生活保護は親からの仕送りに例えられる」(新聞記者)という声まで聞かれ、少なくとも劣悪な環境とはほど遠いことがうかがえる。

 前出の元受刑者も、「元自衛官や元警察官も刑務所にはいるが、彼らに言わせると、刑務所のほうが断然楽勝だと。私のような商売をしていた人間にとっても、刑務所はまさに温室。言われたことだけやってれば時間が過ぎる。正直出たくなくなりますよ」と語るが、こうした情報が広がれば、”懲役志願”の犯罪者が増えるのもおかしくないであろう。
(文=秋山謙一郎/経済ジャーナリスト)

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