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「ダイヤモンド」vs「東洋経済」! 経済誌双璧比べ読み(5月第4週)

「今、投資!?」「今こそ公務員!?」で、企画力に差が出て「東洋経済」に軍配!

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 公務員が狙い目という大特集だが、注意したいのは、国家公務員は競争がより激しくなるということだ。というのも、今年の総合職試験は、受験しやすくなったロースクール生(法科大学院生)が多く受験しているため、筆記試験の合格水準が押し上げられると見られているのだ。国家公務員職が、法律系の筆記試験から「経済学」が必修でなくなったことで、事実上飽和状態となっているロースクール生の受け皿になってきそうだ。

 狙い目は採用バブル到来の地方公務員。志望者の鉄則4カ条は①応募者の少ない土木、機械など技術職を狙え! ②事務志望の院生なら、東京都は院生枠と学部生枠の両方で受験ができる。③大阪府・市などでは、筆記試験を軽減・廃止していることもある。④応募年齢の上限は、一般に30歳前後まで。30歳職歴なしでもチャンスがある、というのだ。

 さらに、40代~50代からも公務員になれる、社会人採用も増えている。各自治体が社会人採用に前向きになったのは07年ごろ。90年代後半からの採用枠削減の結果、30代~40代の専門的な知識を持つ人手が必要になったのだ。

 東京都や神奈川県横浜市では、受験資格は「60歳未満職務経験あり」となっており、専門的な知識と職歴を積んで戦略的に対策を練ることで、老後に備えて公務員に転職することも可能なのだ。

 ただし、採用数が少ない。横浜市の11年度社会人採用試験は事務は約26.8倍の高倍率。熊本県の行政職も32倍だったという。やはり十分な戦略が必要になってくるだろう。PART II『公務員しごと図鑑』では、国会図書館職員や防衛省専門職員など公務員の15の職種を紹介している。今の自分の職歴にぴったりの転職先が見つかるかもしれない。

 また、PART IV『公務員給与ランキング』の『全国市区町村年収ランキング1000』で興味深い変動があった。年収上位には常連の芦屋市、多摩市、鎌倉市を抑えて、1位になったのは福島県相馬市の平均年収807.6万円だ。2010年度は645位だったが、平均年収を約200万円上昇させたという。この原因は、東日本大震災後の残業の増加だ。大量の時間外勤務が発生し、月の時間外勤務手当は1人平均18万7874円となったという。同じく被災地の宮城県石巻市や福島県飯舘村、南相馬市も上位にランクインした。それだけ残業代がしっかり出るのも、公務員の魅力だろう。

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