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ホテルや病院でも大流行!?

GM、IBM…米製造業がトヨタ式導入で日本を超える!?

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 医療分野ではカリフォルニア州スタンフォ-ド大学病院やバ-ジニア州バ-ジニア・メイソン・メディカルセンタ-のような大病院に導入され、ムダな経費の削減、管理業務の効率化、診療の質向上、病院経営の改革に大きな成果を上げている。また、ホテル業界ではニュ-ヨ-ク市プラザホテルやサンフランシスコ市フェアモントホテルなどで、客室係、フロント係、クロ-ク係などそれぞれ業務ごとにカイゼンチ-ムを組んで「ムダの排除」「作業改善」「業務効率化」に取り組み、大きな成果を上げている。

 一方、日本企業が米国流のイノベ-ションや起業家精神を学び、自分のものにして大きな成果を上げたという成功事例は、きわめて少ない。特にイノ-ベションへの取り組みは、「日本経済の再生」「日本企業の復活の切り札」といわれながら、いまだに日本に根付いていない。「リスクを積極的に取って、新規事業にチャレンジしていこうとする精神が日本企業に少ない」とはよく指摘されるが、日米ビジネス事情に詳しい池田信夫アゴラ研究所所長は、ブログ上で次のような指摘をしている。

 日本では戦後間もなく、ソニ-やホンダなど優れたベンチャ-企業が出現したが、それらの企業は成功して大企業となり、いまや”老いた企業”になってしまった。ソニ-、パナソニック、ホンダ、トヨタの社員の平均年齢はみんな40歳以上、そのうえ不景気もあって新卒採用を減らしているので、平均年齢はこれからますますアップする。老いた企業からベンチャ-企業や起業家精神が生まれるのは難しい。米国ではベンチャ-が次々に生まれ、あのアップル社でさえ、もはやベンチャ-企業といえない。なぜ日本にベンチャ-企業が生まれないか? それは、日本では若い世代にビジネスチャンスや成長機会が十分与えられていないからだ。とくに、最近は若者のやる気やチャレンジ精神を潰す風潮があまりに顕著である。その元凶は、過去の成功体験に囚われ、現場を無視した意思決定を行っている経営トップや管理層の存在である。

 日本はこの閉塞状況をどう突破するか? その突破力が日本にいま求められている。とくに、やる気やチャレンジ精神があり、有能な若い人たちに、いかに多くのビジネスチャンスや成長機会を与えていくかが、日本再生のカギをにぎる。
(文=野口恒)

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