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スーパーゼネコンとメガバンク主導で業界再編

ハザマの次は西松建設? ゼネコン再編のターゲット

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 次は西松建設か、との観測が流れる。同社はみずほコーポ銀がメインバンクであり、大株主でもある。アルジェリアの高速道路問題という爆弾を抱えている点もハザマと同じだ。西松は海外での裏ガネづくりが発覚して、09年1月に外国為替及び外国貿易法違反容疑で、國澤幹雄・前社長が逮捕される事態に陥った。これで信用を失い、これまでも再編の有力カードと見なされてきた。

 
 西松は準大手の戸田建設と技術提携しており、この提携が次なる経営統合とつながる可能性があるとささやかれている。しかし、ゼネコンの再編を主導するのはメガバンクだ。今後、ゼネコンは3メガバンク別に集約されることになる。

 スーパーゼネコンと準大手を俯瞰(ふかん)すると、みずほ系は大成建設と清水建設、前田建設工業、西松建設の4社、三井住友系は鹿島1社、三菱東京UFJ系は大林組、竹中工務店、戸田建設の3社。西松と戸田の相性がよくても、銀行系列が違うので統合は難しいかもしれない。みずほが仲立ちして、清水が西松の救済に動くのか、同じ企業規模の前田との統合も考えられる。次は西松が再編の目玉となる。
(文=編集部)

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