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もはや“財界総理”の影響力はない!?

東日本高速道路社長人事で見えた、経団連米倉会長の”無力”

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 廣瀬社長が出席しなかった理由については「今日は新社長のお披露目ということだ。これからは十倉を中心にして、われわれが支えていく経営体制になるので、あえて、廣瀬を出さないでおきましょうということになった」(米倉会長)

 住友化学の社長も、米倉氏にかかるとヒヨッ子扱いだ。社長の器にあらずの烙印を捺して、クビにした、と言わんばかりだった。そして今回、その廣瀬氏を東日本高速道路社長に推したのだ。高速道路会社は、民営化したとはいえ、親方日の丸の体質に変わりはない。だから廣瀬氏でも務まると判断したのだろうか。

 米倉経団連は、あれほど擁護してきた東京電力に会長も社外取締役も送れなかった。東電の3人の社外取締役は長谷川閑史・同友会代表幹事が推薦し、同友会の枠から送り出された。

 やっと、東日本高速道路の社長人事で一矢報いたが、これだって身内企業の副会長に祭り上げた人物しか出せなかった。

 経団連会長が”財界総理”と呼ばれたのは昔の話。「米倉さんのお声掛かりなら引き受けざるを得ないなどと、有力財界人が考える場面は在任中、一度も来ないのではないのか」(経団連の副会長経験者)と酷評される始末だ。「米倉氏の人事力は限りなくゼロに近い」(同)と言う向きが増えている。
(文=編集部)

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