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「モテメール」がビジネスマン必須のスキルって本気なのか?

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 では、後輩の場合はどうだろう。

「定番ですが、同僚には、とにかく悩みの相談に乗ることです。初めは仕事上の悩みから入り、そのうち『人生の目標』について話をスライドしていきましょう。そのうえで、『今の会社でできること』を先輩としてアドバイスしてあげてください。『人生の目標』というプライベートな話になると、会社のメールでしにくい話題になることがあります。その場合はチャンスですので、すかさず私用のメールアドレスを聞くか、食事に誘うかしてください」(潮凪氏)

 人生の悩みから、プライベートでの付き合いに持っていくという作戦。「仕事だけではなくて、プライベートなことも相談できる頼れる先輩」と思わせたらこっちのものだ。的確なアドバイスもさることながら、まずはたくさん話を聞いてあげることが必要だろう。ただし、はいはいと聞くだけではなく、「必ず一回は怒る」ことがポイントだそう。いかなるときも、男らしさを忘れたくはないものだ。

 ちなみに、取引先の女性をビジネスメールで口説くのは、リスクが高すぎるためご法度。

「相手にその気がなく不快な思いをさせてしまうと、会社ぐるみの問題に発展することもあるので、メールでどうにかしようという気は持たない方がいいでしょう。どうしてもきっかけが欲しい場合は、ランチミーティングなどをセッティングして直接話しながら地道に接近していってください」(潮凪さん)とのことだ。

 今回紹介したのはあくまで一例だが、『モテメール辞典』には、「土砂降りの1日を振り返り、相手を気遣うフレーズ」なんて、めちゃくちゃニッチなケースに合わせた用例も紹介されているので、個人の裁量でアレンジしたほうがよさそうだ。

 ちなみに、潮凪氏のアドバイスに従って、同僚をメールでスーパー銭湯に誘ってみると……。結果はあえて書かないが、相手にまったく気がない場合(筆者の場合、嫌われているのかも)は、効果が薄れてしまうことだけは忠告しておきたい。ただ少なくとも、普段送る煩わしいビジネスメールも「モテるため」だと思えば、少しは楽しくなりそうだ。
(文=宮崎智之/プレスラボ)

BusinessJournal編集部

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