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「クラウドファンディング」運営者に求められる、明確な審査基準とは?

自称ニートがネットで”生活費集め”はOKか!? (前編)

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 すると、「ニート」を自称したり、特定個人の生活費にのみ資するプロジェクトを承認した審査基準の正当性を説明する社会的責任が、運営者には生じるのではないか?

 その責任を放置すれば、「働けない事情はないけど、働きたくない」という反・良識的なプロジェクトの起案者を矢面に立たせて面白がるだけだ。それは、クラウドファンディング業界が築き上げてきたサービスの社会的価値を貶めることにもなりかねない。

 では、CAMPFIREは、どんな基準で新規プロジェクトを審査・承認しているのか?

 そこで、CAMPFIREの運営元であるハイパーインターネッツ(東京都港区六本木)に、「どのような形で新規プロジェクト案を打診してくる団体や個人の実情を把握・確認していますか?」「今後、心身ともに健康で、働けない切実な事情を持たず、単純に『だるいから働きたくない』という人が本を書きたいというプロジェクトを打診してきても受け入れていく方針ですか?」など、複数の質問をメールで送ってみた……。
(文=今一生)

<後編に続く>

自称ニートがネットで"生活費集め"はOKか!? (前編)の画像3
●今一生(こん・いっしょう)
ライター・編集者。1997年「CreateMedia」名義で編集した『日本一醜い親への手紙』がベストセラーに。99年に発表した『完全家出マニュアル』で造語した「プチ家出」が流行。著書に『奪われた性欲』(マイコミ新書)、『社会起業家に学べ!』(アスキー新書)、『プライドワーク 自分をつくる働き方』(春秋社)など多数。「オルタナ」「環境ビジネス」等で社会起業家について連載中。
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