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ノルマ厳しく、多重債務や審査書類の偽造・改竄には目をつぶる?

三菱東京UFJ銀行員「ローン審査ゆるゆるで、アコムに丸投げ」

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 この後、自宅への電話や勤務先への在籍確認が行われる。この時、銀行のローン商品であれば、借り入れ希望者の年収に関係なく、借り入れ希望額が50万円以上、もしくは他社での借り入れ額が100万円を超える場合には、サラリーマンならば源泉徴収票の写し、自営業者ならば確定申告書の写しなどの「収入証明書」の提出を求めることになる。

 この収入証明書は、銀行にしろ、消費者金融にしろ、とにかく出していただければいいというのが実態。本人が提出した書類の内容の裏を取るようなことは、ほとんどしていない。

 なので、実態としては、銀行のローン商品、消費者金融での融資審査部門では、源泉徴収票の写しが、偽造・改竄の疑いがあるものであっても、勤務先の在籍確認が取れ、かつある一定の基準を満たしていれば、そのまま審査を通すことがほとんどだ。

 また、借り入れ額が多くとも、家族持ちで、勤務先に勤務実態があれば、返済の見込みはあると判断する。とにかく利用者を増やすという目標もあり、目をつぶる風潮が強い。

――自営業者の場合も同様でしょうか?

A氏 いや、自営業者の場合は、貸し付け額が100万円を超えるとき、ウチの銀行では、偽造・改竄が行えない、市役所が発行する納税証明書の提出を求めている。そのため、収入証明書の改竄・偽造は不可能だ。

 あまりよそ様のことは言いたくないが「三井住友銀行カードローン」は、自営業者の方には、確定申告書の写しだけの提出を求めていると聞いた。ウチもこうすれば、もっと多くの方に利用していただけるのに……。
(文=編集部)

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