プライベートを優先させ、やりたいことは口に出しまくる?

人気ブラック企業アナリストが、ダメ社員を抜け出した方法とは?

新田龍氏
「ブラック企業アナリスト」として、テレビ番組『さんまのホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)、「週刊SPA!」(扶桑社)などでもお馴染みであり、計100社以上の人事/採用戦略に携わり、キャリア教育プロデューサーとして面談したビジネスパーソンは、計2万人以上に上る新田龍氏が、『「伸びる社員」と「ダメ社員」の習慣』(明日香出版社)を出版し、9月の発売後1カ月わずかで、早くも2回増刷されるほどの人気ぶりだ。

 今でこそ想像はできないが、新田氏自身も新入社員の頃は、失敗ばかりで上司に怒られ、「典型的なダメ社員」であったという。そんな新田氏が、自らの体験から編み出した「デキる社員になるための習慣」を綴ったのが、本書である。

 今回はその新田氏に、

 「ダメ社員から抜け出す方法」
 「ビジネスを飛躍させる人脈のつくり方」
 「やりたい仕事を実現させる具体的な方法」

などについて語ってもらった。

――世間的には、新田さんはブラック企業アナリストとしてお馴染みですが、普段はどのような活動をされているのでしょうか?

新田龍氏(以下、新田) 私のメインの仕事は、キャリア教育を広めることです。ただ、ブラック企業アナリストと名乗ったほうが、世間受けがいいですね(笑)。

 「ブラック企業は、こんなひどい会社ですよ」
 「みなさんの人生を無駄にするかもしれませんよ」

ときちんと説明して、

 「だからこそ、キャリア教育は重要ですよ」

と、広く伝えていければと考えています。ですので、学生向けだけでなく、行政機関や企業の社員、幹部向けのキャリア教育を行っています。

――そうした活動を通じて面談したビジネスパーソンの数は、とても多いのではないでしょうか?

新田 ええ、延べ2万人以上になると思います。中には、

 「やる気があり仕事もがんばっているけど評価されない、成果が出ない、自分に存在価値がないのではないか……」

と悩んでいる人も多くいました。もともと私自身が典型的なダメ社員でもあったので、そういった人たちの気持ちがよくわかります。また自己啓発書なども多く読んできました。

 しかし、そこに書かれている手法というのは、

 「学歴が高い」
 「余裕のある会社に在籍している」
 「特別な才能がある」

という特殊な条件が備わって、初めてできるようなノウハウばかり。

BusinessJournal編集部

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