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なぜ、トップの謝罪や特設地図コーナーまでできる事態になったのか……

大不評のiPhone新マップ、今後の見通しとカンタン対処法

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 新しいiPhone 5の発売を目前に控えた2012年9月19日(米国時間)、6世代目となるiPhone、iPad向けのOS(基本ソフト)、iOS 6がリリースされた。200を超える新しい機能を搭載した最新鋭のOSだが、1つだけ重大な問題があった。それは、標準アプリの地図ソフト「マップ」がまったくの別物になってしまったことだ。

 今まで、iOSに搭載されていたマップはGoogleマップのデータだった。それが今回からアップルオリジナルの地図に変更されたのだ。新しいマップについては、すでにさまざまなWebメディアやニュースサイトで報じられているので、ご存じの方も多いだろう。新しいマップの問題点は以下の通りだ。

・地名や駅、施設などの位置、名前が不正確なものが多い
・道路が不正確に描かれている場所がある
・国道や都道府県道以外の道路が同じ太さで描かれており、幹線や路地がわかりにくい
・盛り込まれた施設や店舗などの情報が圧倒的に少ない
・鉄道の線路が拡大しないと表示されない
・地下鉄の路線が表示されない など……

 このように致命的な問題を抱えており、ユーザーの不満が爆発してしまった。ネット上ではさまざまな「珍百景」が登場した。中でも有名だったのは「パチンコガンダム駅」なる駅が存在したり、羽田空港が「大王製紙」になっている……といった情報で、それ以外にもさまざまな掲示板に多数の投稿が見られた。筆者もこの地図にはかなり面食らった。長年親しんだGoogleマップとの差は大きすぎ、実用面で難がある。

大不評のiPhone新マップ、今後の見通しとカンタン対処法の画像1

 横浜駅周辺をマップ(左)とGoogleマップ(右)で表示した。マップでは駅の場所が不正確で「横浜駅」の隣に「よこはま」という謎の駅がある。また、線路が一定の大きさにならないと表示されない。

BusinessJournal編集部

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