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夜に書くラブレター、恥ずかしくなるのはなぜ?

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0121_sinkanjp.jpg※画像:『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』
著:小林弘幸/サンマーク出版

 ラブレターを夜中に書き、朝起きて読み返してみると、とても恥ずかしい…というのはよく聞く話。

 では、なぜ夜中にラブレターを書くと熱くなって情熱的な文章になってしまうのだろうか。これはその人が情熱的…というだけではなく、自律神経が関係しているのだという。

 2011年に出版された『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』(小林弘幸/著、サンマーク出版/刊)は自律神経のコントロールができれば、誰もが自分の人生をコントロールすることができるという自律神経のコントロール法を紹介する一冊だ。

 では、そもそも自律神経とはどういうものなのか。自律神経とは、「呼吸」という私たちの生命活動の根幹を支える重要な機能を担っている。眠っている間も無意識に呼吸が続いているのは、自律神経の働きのおかげなのである。

 自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の2種類に大別される。

 内臓や血管の機能をコントロールする神経で、交感神経が体を支配すると体はアクティブな状態になり、副交感神経が支配すると体はリラックスした状態になる。人間の体は、活動的な日中は交感神経が支配し、夜、リラックスするときは副交感神経が支配するというように、相反する働きを持った2つの自律神経が交互に体を支配することで身体機能が保たれているという。

 では、なぜ夜にラブレターを書くと恥ずかしい失敗をしてしまうのだろうか。それは、副交感神経がはたらく夜は、理性よりも情動が優先されるので、ついつい恥ずかしいことを書いてしまう危険性が高いのだ。

 ということは、書くのであれば、ラブレターは朝にしたためたほうがいいことだ。ただ、面白いことに、ラブレターは朝書いた方が成功率は高いが、面と向かって直接口説く場合は、夜のほうが成功率が高くなるという。なぜなら相手も副交感神経がはたらいているので、それだけ理性のハードルが下がっているからなのだ。

 このような自律神経の特性は恋愛だけではなく、仕事や勉強にも役に立つ。朝は副交感神経から交感神経に切り替わる時間帯。この時間帯は交感神経が優位になるとはいえ、夜の余波で副交感神経も比較的高いレベルにあるため、脳がもっとも活性化する時間帯といえる。だから物事を深く考えたり、発想力を必要とする仕事をするならば朝が良いだろう。

 人間の体の特性を知れば、効率良く仕事ややりたいことがうまくいくというのが本書を読むとわかる。

 ラブレターを書くなら「朝」、直接会って口説くなら「夜」、自律神経の特性を活かせば、恋愛成就の確率もあがるかもしれない…?
 
(文=新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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