ビジネスジャーナル > 企業ニュース > 本屋の棚はなぜ頻繁に入れ変わる?
NEW
鮫肌文殊と山名宏和、と林賢一の「だから直接聞いてみた」 for ビジネス

本屋の棚はなぜ頻繁に入れ変わる? 青山ブックセンターさんを直撃取材!

文=林 賢一
post_1439.jpgうまいこと名前付けたって思ってそうな。
(「Wikipedia」より)

人気放送作家の鮫肌文殊氏と山名宏和氏が、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問を直撃解決!する連載「だから直接聞いてみた」。月刊誌「サイゾー」で連載されていた同企画(宝島社より単行本となって発売中!)が、ビジネスジャーナルにて復活!

 今週は林賢一氏が、本屋さんの棚替え頻度について不満をぶつけた!

[回答者]青山ブックセンター 六本木店 様

 ほぼ毎日、本屋に行く。

 たしかにAmazonは便利だけれど、やはり本をじかに触れて選書するという行為は捨てがたいものがある。あと単純に本を触るって気持ちよいし。

 僕の本屋での行動パターンはこうだ。

 お店に入ると、まずは積んである新刊本をチェックする。これは欠かせない。その後、雑誌棚をぶらっと散歩し、定期購読している雑誌が発売されているかをチェック。そして、文庫棚を冷やかす。最後は専門書の棚を散歩する。

 みたいな、みなさんも本屋での行動パターンがそれぞれあると思う。そんな習慣が崩れる瞬間が、突然訪れる。

 棚が変わっている。

 そう、いきなり棚の中身が変わってゲシュタルト崩壊的な悲劇がやってくる。もう、どこがどこにあるか分からなくなる。

 棚卸しかと思ったら、本屋では冊数の管理は行き届いているはずだから、どうもそれとは違うはずだ。

「あれ? 文学の棚はどこだろう?」「ん? この棚、新書になったのか」

 などなど、新たな情報を頭に入れなくてはならないし、目指す棚を探すだけでも時間がかかる。

「これまでの俺の脳内棚を返して下さい!!!!!!!!」こう本屋の中心で叫びたくなってもしまう。なぜこんなことをするんだ?

 そこで【青山ブックセンター 六本木店】に直接聞いてみた。

「よく棚の中身を入れ替えるのはなぜですか?」

担当者 えーっと、今年の1月初めにお店のレイアウト変更を行ったんですが、その件でしょうか?

──はい。A棚はこれまで文学だったのにビジネス書にしたり、B棚はスポーツ本だったのがマンガに変更、みたいな感じの変更って頻繁にありますよね?

担当者 そうですね、大きい変更は年に2回くらいですかね。

──年に2回?

担当者 そうですね、大きいジャンルの入れ替えというのは、年に2回くらい行ってますね、はい。

林 賢一

林 賢一

1979年、五反田生まれ。脚本、構成。学生時代から古舘プロジェクトで修業。参加作品は、『トーキングフルーツ』(フジテレビ・火曜深夜24時25分~)、ドラマ『恋とか愛とか(仮)』(広島ホームテレビ・木曜深夜24時15分~)、舞台『古舘伊知郎トーキングブルース2014』、アニメ『脇役目線』(WOWOW)など。映画監督・入江悠と仲間たちによる映画メルマガ【僕らのモテるための映画聖典】で「映画のカット数を数える」という無謀な企画を連載中。

『Kindle Fire』 Amazon「こっちでええやん」 amazon_associate_logo.jpg

本屋の棚はなぜ頻繁に入れ変わる? 青山ブックセンターさんを直撃取材!のページです。ビジネスジャーナルは、企業、, , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!