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“ホワイトデー”を英語で説明すると?

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 日本独自の文化を外国人に説明するのは大変です。

 たとえば、「チャラ男」といった、日本人でないと伝わらないニュアンスを、英語でどう表現すればいいのでしょうか?

 今回は、『パックンマックン★海保知里の笑う英作文』(TBSラジオ/著、扶桑社/刊)から、日本独自の文化を説明するための英語表現をいくつか紹介します。

■“ホワイトデー”を英語で説明すると?

 バレンタインは、もともと欧米から伝わった習慣ですが、チョコレートのお返しをする“ホワイトデー”は欧米にはありません。

 この“お返し”のニュアンスを英語で上手に伝えるには、

 On March 14th , boys give presents back to the girls. (3月14日に男の子は女の子にお返しをする。)

 などとすると、欧米人もわかってくれるはずです。

 くれぐれも、“お返し”を“reverse”などとしないようにしましょう。(“ゲロする”という意味になってしまいます…)

■“チャラ男”ってどんな人?と外国人に聞かれたら?

 ホワイトデーと同様、“チャラ男”も説明が難しい言葉です。

 “チャラ男”を「派手でけばけばしい衣服を着た、浅薄な若者」と定義すると、こんな風にいうことができます。

 Charai comes from the word chara-chara, or jingle. We use it to describe young men. They dress and act cheap, flashy, and gaudy. We call shallow, superficial, flashy young men “charao” or “ chara-men”.(“チャラい”は“チャラチャラ”あるいは金属が鳴る音に由来します。私たちは若い男性を言い表すのにその言葉を使います。彼らは派手でけばけばしい服装、言動をします。私たちはそんな浅薄で派手な若者を“チャラ男”と呼びます。)

 これなら、外国人に“チャラ男”のニュアンスが伝わる気がしますね。

■日米で違う「年賀状」

 年賀状の役割を果たすものは、実は欧米にはありません。クリスマスカードと合わせて新年のあいさつも送ってしまうのが一般的。

 では、日本の年賀状は、英語でどう表現すればいいのでしょうか。

 このように言うと、なんとなく意味が伝わるのではないでしょうか。

 A nengajo is a New Year’s postcard. The postcard usually says, “Happy New Year!”. But, recently, many people send New Year’s greetings by e-mail instead of by postcard.(年賀状は新年のあいさつです。このはがきは普通“あけましておめでとう”と書かれています。しかし、最近でははがきでなくEメールで新年のあいさつをする人も多くいます。)

 ちなみに、“A Happy New Year!”は“よいお年を”という意味。“明けましておめでとう”は頭の“A”をつけずに“Happy New Year!”と言います。

 本書は、「土下座」「おでん」「ゆるキャラ」など、外国人に伝わりにくい日本の文化を、お笑い芸人のパックンマックンとアナウンサーの海保知里さんが、みんなでアイデアを出し合いながら英語にしていくというもの。

 日本を外国人に紹介するには欠かせない表現の数々と、彼らの軽妙なやり取りは、英語に興味がない人でも十分に楽しめるに違いありません。

(文=新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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