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格安でいつでもどこでもオンライン英会話?人気と急成長の秘訣をレアジョブCOOに聞く

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 フィリピンの人口は9000万人を超え、英語を公用語として日常的に話す国です。当初から、十分な数を確保できる可能性は高いと考えていました。講師獲得のスタートは、今思い出しても大変大胆なものでした。加藤が「フィリピンの東大」ともいわれる国内では唯一の国立大学、フィリピン大学のキャンパスまで行き、ポスターを張る、学生に声をかけるなど地道な方法で人材を探しました。幸運なことにほどなくして信頼のおける人物と出会い、ビジネスパートナーとして、講師募集などのさまざまな仕事をお願いすることにしました。

●トライアルの経験を実際のビジネスに生かす

--起業する際に、不安などはありませんでしたか?

中村 それまで勤めていた会社を辞めると収入が絶たれてしまうこともあり、確かに不安はありました。でも、「世の中に変革を起こせる可能性が目の前にある」「躊躇して何もしなかったら後で後悔する」、そういう思いのほうが強くありました。思いが勝り、最終的に起業を決断しました。

 レアジョブは、可能な限りリスクを抑えてのスタートでした。業態によっては数百万円もの初期投資が必要なようですが、レアジョブの場合は、登記費用のほかには講師調達費用が挙げられるものの、当初から大きな借入金などはせずにすみました。

--加藤社長と中村さんの役割分担は、どのようにされたのですか?

中村 大きく分けると講師の調達を加藤が、生徒の募集などマーケティングを私が担当、という役割分担でした。講師の調達には、講師のトレーニングや、教材作成なども含んでいました。それ以外はお互いの得意・不得意で分けて、例えば会計やシステム開発などは私が担当していました。

--実際に起業される前に、事業のシミュレーションなどもされたのですか?

中村 トライアルはしましたよ。結果は“ノーゴー(続行不可)”でしたけれども。でもそのトライアルからいろいろなことを学ぶことができました。例えば1レッスンが50分では長いと感じる方が多いので25分に短縮するとベター、1レッスンごとの料金ではなくて、月額制にすると料金のお得感を伝えやすくなるなど。それに、サイトのデザインが重要だということもわかりました。

 そういうことがわかってくると、この仕事が本当に楽しくなってきました。そして、起業してこのサービスを提供したいという思いが高まってきて、先に述べたように、「確かにリスクはいろいろあるけれども、このチャンスを逃すほうが私にとってはリスクではないか」という気持ちが強くなりました。

●“撤退基準”を決める

--2007年11月にサービス提供を開始されたわけですが、最初の状況はいかがでしたか? 想定していた通り進んでいきましたか?

中村 最初は有料会員として登録してくれる生徒が1日に1~2人でしたが、比較サイトに掲載していただくとか、SEO対策に取り組んだりしているうちに、1日10人単位で増えてくるようになりました。サービス提供を開始する際に「翌年3月までに授業スケジュールの1ページ目が埋まらないようであれば撤退しよう」という撤退基準だけは決めていましたが、おかげで撤退せずに済みました。

--経営が軌道に乗ってきたと実感したのは、いつごろですか?

中村 半年から1年くらいで、ある程度の手応えを感じることができました。この事業は、入金が先で、支払いは後というビジネスモデルなので、会員が増えている限りはキャッシュを心配する必要がありません。ですので、常に会員数の伸びには気をつけていますが、おかげさまで今のところ順調に伸びています。

--現在では会員数が15万人と、急成長を遂げられていますね。

中村 SEO対策やサイトの更新、そのほかに会員を増やすために日々いろいろな努力をしていますが、会員数の推移を見ると、会員が急増している時期には、ある特徴があります。例えば、07年12月に20〜30代のビジネスパーソンを対象としたフリーペーパー「R25」(株式会社リクルート発行)に掲載された後に急増しています。この記事は、格安のオンライン英会話レッスンがあるというのを偶然発見した記者さんが、体験レッスンの様子を「R25」に掲載してくれたものなのですが、それによって「レアジョブ」という社名や「スカイプを使った格安のオンライン英会話」の存在が世に広く知れ渡るようになり、さらに信頼性も高まりました。それから、ニュース番組『ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系)で紹介された時にも会員数は急増しました。

--当初から、目標会員数というのはあったのでしょうか?

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