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大都市中心の特区構想が霞んで見える「渋沢栄一賞」受賞宮司の怪気炎…歌手デビューも

宮司が社員数3700人の企業とJリーグチームを経営 地域活性のあるべき姿を探る

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 日本が低迷している一因は、地方出身の優秀な人材が、東京に来て一流大学を卒業、一流企業に就職して、それなりに活躍するものの、出世街道を歩むうちに守りに入ることにある。東京に出てくるなと言っているわけではなく、優秀な人が攻めの人生を志向し、地方から直接世界を目指せば、東京・大阪・愛知の三大都市圏を中心に都市の国際競争力を高めて国内外のヒト・モノ・カネを呼び込もうとする「国家戦略特区」構想さえ陳腐化して見えてくるのではないだろうか。

 東京、大阪、名古屋、を超えるグローバルな企業、企業家が小さな地方都市から出現してこそ、本当の地方分権と言えよう。その意味でも、新潟の宮司さんの人生は、新しい起業家のロールモデルになることだろう。
(文=長田貴仁/経営学者、ジャーナリスト)

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