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反応さまざまなあのニュースをどう読む? メディア読み比べ(6月18日)

GoogleやAppleも情報提供 日本で進む企業の「社員監視」と“監視先進国アメリカ”の実態

文=blueprint

 この特集記事によると、社員の職場でのネット利用状況をモニタリングしている企業は56.8%。従業員1000人以上の大企業では70.6%に達し(2010年3月「企業情報管理に関するアンケート/一般財団法人労務行政研究所」、自分の会社が導入しているはずがないと思うのは「甘い考えだ」と指摘している。

 また、監視の対象もこれまではネットの閲覧履歴が主だったが、最近は通信を暗号化しているwebメールやFacebook、Twitter、Dropboxなどの文章や写真を復元するツールもあり、職場でのパソコンの利用状況がすべて“見られてしまう”というのだ。さらに、「成績が芳しくない社員に退職を推奨する際に、過去の私的利用データをプラスアルファの材料として利用する」ケースもあるという。

 今後、企業、国家を問わず、監視の目はますます強まるだろう。そのとき、記録された個人情報によって“取り返しのつかない事態”を招かないためには、見られていることを意識しながら、ネットを利用するほかないのかもしれない。
(文=blueprint)

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総合カルチャーサイト「Real Sound(音楽・映画・テック・ブック)」の運営や、書籍や写真集の発行、オウンドメディアの制作支援など“編集”を起点に様々な事業を行っている。
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