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牛窪恵の 女ゴコロがブームを創る! 第14回:「ヌード撮り」

ヌードに変身…女性のフォト撮影ブームの舞台裏〜アラフォー中心に広い世代で人気のワケ

文=牛窪恵
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 女性の「ヌード撮り」ブームに火を点けたのは、女性誌『美STORY』(光文社/現『美ST』)だろう。

 10年、40代女性100人によるヌード特集「読者100人の恋写プロジェクト」をスタートさせると、一般の40代女性にもブームが波及。カメラマン・野村誠一氏が、一般女性のヌード写真を撮影するというものだったが、応募が殺到して、第2弾、第3弾も行われたほどだ。

 また、昨今話題の「マタニティヌード」も、ブームに影響している。

ヌードに変身…女性のフォト撮影ブームの舞台裏〜アラフォー中心に広い世代で人気のワケの画像3(マタニティヌードが人気の「アリア」。ふたりで一緒に撮影する夫婦も)

 妊娠期間中の姿を撮るサービスで、海の向こうでは映画『ゴースト』(パラマウント)の主演女優、デミ・ムーアを皮切りに、90~00年代初頭にかけて、ハリウッドセレブに人気だった。日本では09年以降、マタニティヌードの大ブームが到来。

 特に、20~30代の女性が「私も撮りたい!」と反応したのは、次の4人の「ママヌード」フォトだ。

●歌手のhitomi

●タレントの神田うの

●モデルの梨花

●同・SHIHO

 特に11年10月発売の『アンアン』(マガジンハウス)で、“美し過ぎる臨月ヌード”を公開した神田うのには、女子大生らからも絶賛の声が集中。

「妊婦ヌードってキレイ」「神秘的」との見方が定着した。

牛窪恵

牛窪恵

マーケティングライター、世代・トレンド評論家、有限会社インフィニティ代表取締役。1968年、東京都生まれ。日本大学芸術学部映画学科(脚本)卒業後、大手出版社に入社。5年間の編集およびPR担当の経験を経て、フリーライターとして独立。2001年4月に、マーケティングを中心に行う有限会社インフィニティを設立。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系列)、『キャスト』(朝日放送系列)、『あさナビ』(テレビ朝日系列)などに出演中。トレンドやマーケティング関連の著書が多数あり、「おひとりさま(マーケット)」(2005年)、「草食系(男子)」(2009年)は、新語・流行語大賞に最終ノミネートされた。近著は『アラフォー独女あるある! 図鑑』(扶桑社)。

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牛窪恵【公式ブログ】

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