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会社更生法の申立書によると、小野グループのニッセキハウスに対する投融資125億円が損失となっていたほか、小野グループが01年ごろから行っていた資金の運用でも121億円の損失が発生していたという。
これまで小野グループは、投融資で生じた損失を内部で貸付金に付け替えるなどして、決算書をつくり銀行に提出していた。3社は11年3月期決算で小野光太郎代表と長男の小野稔副代表への貸付金330億円を計上した。資金は実際には融通されておらず、損失を付け替えたものとみられている。
10年の歳月を経て、小野グループと旧第一勧銀との腐れ縁と負の遺産があぶり出されてきたのである。
(文=編集部)
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