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「景気」回復のカギは「恋愛」「洋服」?“経済学的”関係を消費動向データから読み解く

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 ここで、今回のテーマである恋愛に関わるデータとの相関を見てみよう。同じく「MACROMILL WEEKLY INDEX」の「買う予定のもの」>「洋服」のグラフを見てほしい。先の「景気」のグラフと照らし合わせてみると、実に見事に連動していることがわかる。景気が良くなると思えば洋服を買いたくなり、景気が悪くなりそうと思えば洋服を買い控えると読み解くことができる。

 以前の記事にも書いたことだが、恋愛と「洋服を買うこと」は実に密接な関係にあり、恋愛感が高まれば、「洋服」の購入欲求も高まるのである。ここで面白いトライアングルに気づくだろう。「景気」「恋愛」「洋服」は密接に関連しあっているということだ。
 
 先ほどの裏話ではないが、「不倫」も「景気」と密接な相関があるわけだが、それを裏付けるようなニュースを最近目にした。

 会員数2,200万人を誇る世界最大の不倫専用SNS「アシュレイ・マディソン」が今年6月下旬に日本上陸したのだが、なんと5カ月で会員数が60万人を超え、世界最速で会員数を増加させているのだそうだ。日本国内の不倫マーケットがそれほどまでに大きかったとは意外だったが、これも日本を好景気へと転じさせたアベノミクスの副産物であると、私はみている。

 ともあれ、恋愛は経済を刺激し好循環を生む。景気の実感が感じられないなどと不平不満を言う前に、進んで恋愛をしようではないか。それが日本のためにもなるのだから。

「恋愛は日本を救う」のである。
(文=鈴木領一/ビジネス・プロデューサー)

BusinessJournal編集部

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