今年急増「プロ野球女子」座談会「なぜ私たちは球場に足を運ぶのか?」ひとり観戦もの画像1「Thinkstock」より
 
東北楽天ゴールデンイーグルスの日本一で幕を閉じた、今年のプロ野球。セ・リーグでは初めてクライマックスシリーズに進出した広島東洋カープのファンが急増したともいわれ、特に女性の広島ファン、いわゆる「カープ女子」という言葉も話題になった。そしてシーズン終了後も、選手の契約更改や楽天・田中将大投手の米メジャーリーグ移籍など、まだまだ目が離せない話題が連日メディアを賑わせている。

 そんなプロ野球も、ここ数年、球場の観客動員数や試合中継の視聴率低迷など人気低下が叫ばれているが、今年は「野球女子」と呼ばれる女性のプロ野球ファンが増えているという明るいニュースが話題となった。実際に球場でも、複数もしくはひとりで試合観戦を楽しむ女性が増えているともいわれ、各球団も女性限定サービスを設けるなどして、女性ファン発掘に力を入れている。

 そこで今回は、20〜40代の野球女子たちに、

「プロ野球ファンになったきっかけとは?」
「プロ野球のどのような部分に惹かれるのか?」
「どのような観戦スタイルで楽しんでいるか?」
「わざわざ球場に足を運ぶ理由とは?」

などについて“熱く”語ってもらった。

【今回の座談会メンバー】
Nさん(20代):東京ヤクルトスワローズファン。今季は80試合を観戦。
Tさん(30代):福岡在住の野球好き。福岡ソフトバンクホークスを応援しつつ、小学校の頃からのヤクルトファンでもある。
Sさん(40代):プロ野球観戦歴20年以上のアラフォー女性。仙台出身の埼玉西武ライオンズファン。

–まず、みなさんが今応援するチームのファンになったきっかけを教えてください。

Nさん 私は父親が巨人(読売ジャイアンツ)ファンで、子どもの頃はいつもテレビで巨人戦を観ていました。たまたまヤクルトが負けているのを観て、応援しなきゃなという反発心からヤクルトファンになった(笑)。

Sさん その気持ちわかる。私もちょうど江川(卓)事件【註1】や、KKドラフト事件【註2】があったりして、巨人が嫌いで、清原と西武ファンになった。

Tさん 私は地元の球団ということで、ホークスの試合を昔から観ていました。ただ子どもの頃は弱くて、ちょうどその頃、面白い試合をしていたのがヤクルトでした。

–その頃のヤクルトというと……。
 
Tさん 野村克也監督時代で、古田(敦也)や池山(隆寛)が活躍した時期ですね。

–やっぱり巨人は嫌いですか?

Nさん 嫌いではないけど……。

Tさん やっぱり敵対心っていうのはあるかなぁ。「やっつけなきゃ」みたいな思いはある。

Sさん 「汚いことやって選手集めて」っていう過去を見ちゃってるから嫌い。

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