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白色申告の記帳義務化、節税のチャンス?便利なソフトで手続き容易、青色申告と手間同じに

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●青色申告にチャレンジする、いい機会

 さて、白色申告で要求される記帳について少々調べるとすぐにわかるのだが、もし手書きの帳簿やExcelでなんとかしようというのではなく、会計ソフトに頼るのであれば、作業としては青色申告でも白色申告でもあまり違いがない。しかも、会計ソフトの価格も白色申告用と青色申告用でそれほど違いがあるわけでもない。

 だったら、青色申告にチャレンジすることを考えてみてはどうだろうか。青色申告をすれば控除が受けられるため、節税ができる。赤字処理や減価償却などもできるから、ちょっとした経費が発生するような事業をしているなら、とりあえず得になるはずだ。

 青色申告には、特別控除額が10万円と65万円の2種類ある。10万円のほうは記帳も簡易簿記でよいし、正式な決算書がなくともよい。白色申告とあまり違わない労力で節税できるから、この機会に真面目に帳簿に向き合ってみようという人ならチャレンジできるだろう。

 もし青色申告に切り替えるのならば、3月15日までに申請をしなくてはならない。どうせ1年先のことだからと後回しにせず、確定申告に取り組んだ記憶も新しい今がチャンスだ。ぜひ早い段階で次回の申告をどうするのか考え、動き出そう。
(文=エースラッシュ)

BusinessJournal編集部

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