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会社が社員の“貯金”を踏み倒し&流用するカラクリ?取りこぼさないための方法とは?

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(2)最初から“貯金”のない会社に就職する

 また、最初から“貯金”のない会社を選ぶのも選択肢の一つです。65歳まで雇うことを想定していない外資系企業や、40代以上の少ない新興企業に就職すれば、踏み倒しの憂き目に遭うこともないでしょう。もし、筆者が学生時代に戻れるなら、恐らくこの選択肢を選ぶと思います。

(3)“貯金”を踏み倒されそうになったら、いつでも飛び出せる準備をしておく

 しかし、すでにそれなりの額を“貯金”させられていて、出世競争で生き残る自信もない社会人はどうすべきでしょうか? 筆者一番のお勧めは「踏み倒されそうになったら、いつでも飛び出す準備をしておくこと」です。「それでも会社からもらうべきものをもらっていない以上は、踏み倒されていることになるのではないか?」と思った人は、発想を転換してください。

 ここでいう“貯金”とは、会社のために滅私奉公した見返りに、将来払われるであろう報酬を意味していますが、「自分が成長するために日々働いている」と考えれば、会社からの見返りはあってもなくてもいいのではないでしょうか。会社から見れば“貯金”ですが、実は自分自身の修業のために投資していたと考えられるのです。

 ちなみに、筆者自身、20代半ばにこの発想転換を行い、会社を辞める覚悟を決めたことで今があると考えています。65歳までゴールが延びたことを考えれば、30代からスタートしても全然遅くはないでしょう。

 どうすれば“貯金”を踏み倒されずにきっちり払い戻してもらえるかは、自分の査定評価と会社の業績推移を注視しながら自分で判断するしかないですが、それでも最後はやっぱり運次第でしょう。あくまで気を緩めず、踏み倒されそうだと判断したら、いつでも飛び出せるよう準備をしておくのが個人でできる最善の対処法だというのが筆者の意見です。
(文=城繁幸/人事コンサルタント・Joe's Labo代表取締役)

※本稿は、城繁幸氏のメルマガ「『サラリーマン・キャリアナビ』★出世と喧嘩の正しい作法」から抜粋・編集したコンテンツです。

【筆者プロフィール】

●城 繁幸:人事コンサルティング「Joe's Labo」代表取締役。1973年生まれ。東京大学法学部卒業後、富士通入社。2004年独立。人事制度、採用等の各種雇用問題において、「若者の視点」を取り入れたユニークな意見を各種メディアで発信中。代表作『若者はなぜ3年で辞めるのか?』『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか-アウトサイダーの時代』『7割は課長にさえなれません 終身雇用の幻想』等。
ビジスパにて、メルマガ「『サラリーマン・キャリアナビ』★出世と喧嘩の正しい作法」を配信中。

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