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深刻化する出生率低下の実態 主要因は未婚率の上昇、求められる異次元の対策

文=小黒一正/法政大学准教授
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 だが、2010年の平均理想子供数は2.4人であり、未婚率が現状のままでも、少子化対策で夫婦の出生数を理想子供数に近づけられれば、出生率は1.6程度まで回復する。

 その上、未婚率低下を促進できれば、出生率はさらに上昇する。少子化対策は未来への投資という視点をもち、待機児童ゼロや保育ママ・児童手当の拡充等のみでなく、少子化対策を企画立案する議会や審議会・企業等での女性のクォータ制導入や長時間労働の減少を含め、政権交代で継続性が疑われることのないかたちで異次元の少子化対策が望まれる。
(文=小黒一正/法政大学准教授) 

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