白元をめぐって、アースとエステーの因縁の対決が再現するとみられた。しかし、エステーは1次入札では札を入れたが、最終入札への参加を見送った。その背景としては、白元の労組をはじめとする従業員の3分の2が「販売拠点などが重複する事業会社が(スポンサーになると)人員整理につながる」とする署名を白元の管財人に提出していたことが影響したとみられている。白元を買収しても従業員の抵抗が強くうまくいかないと判断して、エステーは最終入札から降りたようだ。

 フマキラー買収の際とは逆に、今回はアースが白元を手に入れたが、殺虫剤業界はしばらく混戦が続く。
(文=編集部)

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