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7人制ラグビー・セブンズが熱い!世界強豪国入りでリオ五輪に期待、協賛企業も続々

文=編集部

「競技人口がまだまだ少ないため、高い運動能力を持っていれば、十分に活躍できる可能性がある。実際、これまでにもバスケット、バレーボール、陸上などから転向してきた選手が第一線で活躍しています。また、高校生大会も盛んで、ジュニアからの育成にも力を入れ、有望な選手が増えてきている。高校時代に活躍した選手をめぐり、クラブチームが争奪戦を繰り広げるケースも出てきています」(ラグビー関係者)

 有望株の一人が青木蘭選手。8月7日、都内で女子チーム「フェニックス」(四宮洋平監督)が会見し、4月の全国高校選抜大会でMVPに輝いた島根・石見智翠館高校3年の青木選手の来季入団を発表した。青木選手は今年ニュージーランドに1カ月間、武者修行に出掛けた。本場での評価も高く、ラグビー元日本代表の四宮洋平監督が「アジアナンバーワンを目指す上で必要な選手」と期待するホープである。

 青木選手本人は「フェニックスで活躍できる選手になり、もっと鍛えて20年の東京五輪を目指したい」と、やや控えめにアピール。会見にはフェニックスの新たなスポンサーとなったオンズホールディングスの新井健太郎社長も出席。「日本を元気にするのは女性の力。全力でサポートさせていただきたい」と語った。大手企業が日本代表の協賛社になる一方で、オンズホールディングスのような中堅企業はクラブチームのスポンサーとして関わっていくという構図だ。

「まだまだ練習環境、競技人口も十分ではない女子の7人制ラグビーですが、ジュニアが伸びて選手層が厚くなっていけば今後は楽しみ。世界的にはニュージーランド、オーストラリア、カナダのトップ3が抜け出ていますが、日本はそこに迫っていく可能性を秘めています。まずWシリーズのコアチームになって、強い相手とどんどん戦っていくことが大事です。そうすれば、スポンサーも増えていきます」(前出・スポーツ紙記者)

 20年の東京五輪の頃には「サクラセブンズ」が「第2のなでしこ」になっているかもしれない。
(文=編集部)

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