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南清貴『すぐにできる、正しい食、間違った食』(9月18日)

嘘だらけのダイエット 単品、カロリー、糖質ゼロ…白米と砂糖は食べていけない?

文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事
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嘘だらけのダイエット 単品、カロリー、糖質ゼロ…白米と砂糖は食べていけない?の画像1「Thinkstock」より
 相も変わらぬダイエットブームですが、この言葉の本来の意味を考えると、ブーム自体を嗤ってしまいたくなります。ダイエットという言葉をインターネットで検索すると、約8550万件も出てきます。もちろんそのすべてを見たわけではありませんが、ダイエットを正しい意味に解釈しているサイトは、おそらく数えるほどしかないでしょう。

 ダイエットはいわば「健康的な食事のシステム」という意味です。アメリカの医師と管理栄養士が協力して開発した、超肥満者向けの食事プログラムがダイエットだったのです。その後、健康的な食事を目指す一般の人の間でも取り入れられるようになり、本格的にダイエットが研究、実践されるようになっていったのです。日本でダイエットを初めて取り上げたのは女性誌だといわれています。その時にセンセーショナルに取り上げたかったのでしょう、ダイエットを「痩せるための方法」のように紹介してしまったのです。それから数十年を経て、その女性誌の思惑は見事に成就し、ダイエットといえば痩せるための方法と、誰もが思うようになってしまったわけです。

 本来の意味を考えると、単品ダイエットなんていかに愚かなことかがわかりますよね。バナナだけ食べていて健康になるはずがないし、ましてやチョコレートを食べることが健康的な食事のシステムなどと、余程ものを知らない人しか信じるはずもありません。いわんや、本音はサプリメントを売りたいだけなのにぐだぐだと御託を並べてダイエットを謳っている人々や、いつまでも「カロリー計算が大事」と言い続けている人々には、くれぐれも騙されたりしないように注意してください。

●穀物と豆類で食事全体の45%が最適

 ダイエットの要諦は、食べる量の調節ではなく、食べるものの質に着目する、ということです。炭水化物を摂ることがいけないのではなく、どのような炭水化物を摂るのかということが問題なのです。

 筆者は、長年にわたって、著書や講演活動などを通じて、自説を訴えてきましたが、その中心に据えているのが「オプティマルフードピラミッド」というものです。「オプティマル」というのは「最適な」という意味です。つまり、私たち人間にとって最適な食事のあり方を、ピラミッド型に表した独自の食事の方法論が、オプティマルフードピラミッドです。

 この考え方のベースの部分は、穀物と豆類で食事全体の45%を占めるというところにあります。それも穀物「2」に対して、豆類が「1」という割合で食べるのがベストです。これは量のことではなく、バランスのことをいっています。そして、その穀物と豆類は、複合炭水化物から摂るべきだ、としています。複合炭水化物とは、精製されていない穀物や豆類のことです。米でいえば、白米ではなく玄米、またはそれに近い状態の、三分づき米くらいまでが複合炭水化物と呼べるものですし、豆類では、プロテインのように精製されたものではなく、ホールの状態の豆を食べることが基本です。

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