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長期化するコンビニおでん販売、なぜ店舗ごとに期間違う?意外なピーク?予約可能?

文=酒平民 林 賢一
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–大体4カ月くらいは、おでん販売をお休みしているということですね?

担当者 そう聞いております。

–例えば、暑い地域ほど販売終了時期が早いなどの違いはありますか?

担当者 地域差はあると聞いております。北海道に比べますと、九州・中国地方はやはり気温が高いので、終了が早い傾向にあります。

–販売時期のタイミングは、店舗ごとに任意で決めているのですか?

担当者 それぞれの店舗に経営者がおりますので、その経営者が最終的な判断をしております。

–おでんの売り上げが最も多い時期は、やはり冬ですか?

担当者 いえ、秋口です。例年、9~11月の売り上げが多くなっています。

●リクエストに対応してもらえる?

–ちなみに、店舗のおでん鍋に入っていない具材を注文した場合、対応していただけますか?

担当者 お店ごとに仕入れを行っていますので、お客様から「食べたい」「買いたい」とのご要望をお店にお伝えいただければ、参考にさせていただいております。

–もし、おでんが用意されていない時に、その場でつくってもらうとなると、どれくらいの時間がかかりますか?

担当者 おでんの仕込みは、まず鍋の中に水を入れて水が沸騰してから出汁を入れ、その後に具材を入れます。例えば、大根ですと具材を入れてから出来上がりまで30分くらいを要しますので、全工程で1時間くらいかかります。予約していただければ、つくっておくことのできる店舗もございます。

–おでんの具材に地域限定商品などはありますか?

担当者 はい、ございます。

–それは、どのような具材ですか?

担当者 昆布巻きというのが、北海道を中心に東日本で販売されています。また、東北限定の玉こんにゃくというものもあります。これらの商品は、全国販売をしておりません。このように地域商品も含めますと、かなりのラインナップがございます。ほかにも期間限定の商品として、親子焼きという玉子焼きのようなもの、だし巻きたまご、白こんにゃく、フキ、さつま揚げなどがあります。

–おでんの具材が入った業務用パックごと販売してくれるとの噂を聞いたのですが、本当ですか?

担当者 はい。パックの販売もしております。在庫があれば、具材とスープに合わせて、調理の流れを書いたマニュアルも一緒にお渡ししております。

–その商品は、セブンプレミアムとして販売されているおでんの商品とは違うのでしょうか?

担当者 セブンプレミアムの7種入ったものとは違います。店頭で販売している商品は、具材もスープもまったく違います。

–ありがとうございました。

 基本ラインとして、コンビニでのおでん販売は「8月の下旬~9月頭に始まり、ゴールデンウィーク頃まで」のおよそ8カ月だが、店舗の経営者に最終判断が任されているので、多少の前後はある。

 気になったのは「今の時期ですと、99%の店舗がおでんを販売しております」という発言だ。1%のお店は「おでんを販売しない」というジャッジをしていると思われる。

 この時期に、「おでんはNO」と言う経営者。それは、なかなかの猛者である。もしそんなお店を見かけたら、文句を言うのではなく、「猛者がここにいる」と、その蛮勇さを称えてあげようではないか。しかし、もし本当にそんな店があったら、笑ってしまうだろうな。
(文=酒平民 林 賢一)

・林 賢一(はやし けんいち)
1979年、五反田生まれ。放送作家/脚本。学生時代から古舘プロジェクトで修業。
映画監督・入江悠と仲間たちが映画を愛する人々へ贈るメルマガ【僕らのモテるための映画聖典】(http://www.mag2.com/m/0001320971.html)で「新作映画のカット数を数える」という無謀な連載中。是非ご一読を。

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