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ネットいじめ、炎上、叩き――中学生になったはるかぜちゃんが大人に問う「正義」とは

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 軽い気持ちだろうが、「死ね」という言葉に変わりはない。言われた側にしてみれば、自分に「死ね」という言葉を向けられているという事実を受け取らなければいけない。そもそも、賢明な人間であれば、「死ね」という言葉を軽い気持ちで使うこと自体が、おかしいと思うはずだ。しかし、春名さんに向けられたそれは、膨大な数になる。

 それでも、春名さんは「死ね」とは言い返さないようにしているという。それはなぜだろうか。

 春名さんは本を読んで、「人間としての尊厳を他人にひどく傷つけられた者は、自分を守るため、生き延びるため、ほかを傷つけることにためらいがなくなる」ことを知った。匿名で活動できるインターネットは、日常の“弱い自分”から離れられる場所だから相手に対して強く出ることができる。それは弱い自分を守りたいから。

 「悲しい暴力の連鎖は、誰かがとめないといけない」。春名さんはそんな信念を持ってユーザーたちと会話をしている。

 「正しいって何なんだろう」という本書の帯の言葉通り、この本には正しさについて考える上でのきっかけがつまっている。もちろん、春名さんの言葉が100%正しいと受け取る必要はない。そもそも、正しさというのは定義のしようがないものだ。

 しかし、正しさについて考え直すことは誰にでもできる。ふとツイッターに書いた言葉が誰かを傷つけているかもしれないし、嫌な気持ちにさせているかもしれない。想像力をもって考えてみよう。そんな、当たり前だけど忘れがちなことを思い出させてくれる一冊だ。
(新刊JP編集部)

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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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