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稲葉篤紀氏(「Wikipedia」より/Cake6)
稲葉氏は、第3戦を皮切りに、第4戦(フジテレビ系)、第5戦(TBS系)と連続で出演した。
「引退直後で話題性もあるため、1本当たりのギャラは少なくとも7ケタになります。来年からは、北海道を拠点にスポーツ紙の評論活動が決定しており、テレビに関してはフリーでの活動になりそうです」(在京キー局編成担当者)
かつて、2009年の第2回ワールドベースボールクラシック(WBC)、13年の第3回WBCでも中心メンバーとして活躍し、ヤクルトスワローズ(現東京ヤクルトスワローズ)や日本ハムでも主軸を打ち、何より後輩からの人望もあるなど爽やかなイメージが世間に浸透していることで、「評論家としての需要は、結構あると思う。北海道内に関しては、情報番組のコメンテーターとしてのオファーも検討されているようです」(球界関係者)。
このように人気もあり、イメージも良い稲葉氏は、工藤氏同様に「セントラル、パシフィック両リーグを知る男」として、『報ステ』のレギュラー獲得も現実味が増すと思いきや、心配な声も聞こえてくる。
「解説がワンパターンなんです。今回、3戦連続で解説出演したことによって、引き出しの少なさが露呈してしまいました。それによって、否定的な意見がテレビ局関係者の間で上がっているのです。もっとも、肯定派の関係者は『定期的にメディアに露出すれば、改善されるのではないか』と見ていますが、まだ今後は不透明な状況です」(テレビ局関係者)
現役生活が終わっても、厳しさにさらされる球界OBは大変である。
(文=編集部)