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日ハムの注目新人・有原、最大の懸念は先輩・斎藤の影?見劣りの実績、実は“遅い”直球…

文=美山和也/スポーツライター
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「斎藤は良くも悪くも『自分』を持った選手です。プロ2年目から肩痛に悩まされましたが、首脳陣が手術を勧めても、リハビリによる治癒を選択しました。一流のプロ野球選手は『自分』を持っているものですが、新人には首脳陣の言葉を聞き入れる素直さも必要です。有原に悪影響を及ぼさなければいいのですが……」(同)

 栗山英樹監督は「無理をさせない」の教育方針から、有原のキャンプインは二軍スタートになることも示唆していた。今のところ、斎藤も二軍スタートの予定である。

●有原の球は“速くない”?

 2つ目の問題として、興味深いデータも見つかった。有原は右肘の故障から学生最後のシーズンはほとんど投げていない。その回復具合も気になるが、大学4年間での登板数は62試合・271イニング。奪三振数は210。早大時代の斎藤は371回3分の1を投げ、奪三振数は323。早大で斎藤と同期だった福井優也(広島東洋カープ)、大石達也(埼玉西武ライオンズ)も「投球回数を上回る奪三振数」を残している。

「有原のストレートは確かに速いが、対戦バッターは数字ほどの速さは感じていないのかもしれません」(同)

 これは、昨年の東京六大学秋季リーグ中にスカウト団がこぼしたセリフである。ストレート主体で押しまくっていたが、プロではその投球スタイルは通用しないかもしれない。

 斎藤は有原に「わからないことがあったら、なんでも聞いてくれ」とメールを送ったそうだ。プロの洗礼を浴び、挫折からはい上がる方法を聞くことにならないよう祈る。
(文=美山和也/スポーツライター)

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