NEW

損すると分かっているのに……人が「割に合わない」宝くじを買ってしまう「仕掛け」

【この記事のキーワード】

, ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

■「これだけ外れたのだから次は当たるかもしれない」の罠


 毎年宝くじを買っては外れている人は、もしかしたら「毎回外れているのだから、今回は当たるかもしれない」と思っているかもしれない。

 しかし、少々の回数、宝くじを買ったところで1等が当たる確率は上がらないと野口さんは指摘する。もし、1等が1000万分の1で当たる宝くじを1000万回買ったとしても、1等の確率は63.2%にまでしか高まらない。逆に言えば、宝くじは「当たらなくてあたりまえ」。だから、1000回連続で外しても不自然さを感じず、「次こそ」とチャレンジしてしまうのだ。

 もう一つ、「今まで100万円も宝くじに費やしてきたのだから、これを取り返すまでは止められない」と考えてしまう人もいるはずだ。この100万円は投資では「埋没コスト(サンク・コスト)」と呼ばれ、次の投資判断に何の影響も与えないものだ。人間の心理として、少し負けが大きくなっても、一度当選すればすべて報われると感じてしまうものだが、ギャンブルにのめりこむ原因はこういうところにあるのかもしれない。

 私たちはお金を賢く使えておらず。損な行動ばかりをとっていると言われたら、どう思うだろうか。でも、『お金はサルを進化させたか』を読むと、それが本当であることが分かる。

 本書はファイナンスの理論や行動経済学などを下敷きにしながら、お金に束縛されない人生を歩むための考え方を教えてくれる一冊。お金に悩む人生から抜け出すためにも、参考にしたい内容が詰まっている。
(新刊JP編集部)

関連記事

年功序列と成果報酬 あなたはどちらを選ぶ?
人間がお金をコントロールできない2つの要因
月収11万、47歳フリーターの「プア充」な生き方
その不動産は売るべき? 投資の価値の考え方

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

損すると分かっているのに……人が「割に合わない」宝くじを買ってしまう「仕掛け」のページです。ビジネスジャーナルは、スキル・キャリア、ギャンブル宝くじ経済学の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!

Ranking
  • スキル・キャリア
  • ビジネス
  • 総合
BJ おすすめ記事