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●さくらさんが批判を集める理由
マスコミや世間でさくらさんに対する批判が広まっている理由について『幸せな離婚 自由に生きるって気持ちいい!』(生活文化出版)の著者で「週刊新潮」(新潮社)などに連載を持つライター吉田潮氏は、次のような見方を示す。
「だってそれがマスコミであり、週刊誌の本懐じゃないですか。世間はそこにノセられているだけ。富裕層や有名人の恋人というのは、いつも疑われ、ほじくられる。本人の、今となってはどうでもいい過去も、素人がFacebookやらSNSで掘り起こすことができる世の中なので、格好の餌食になるのは当然のこと。
個人的には百田尚樹に興味もないし、『たかじんが最後に愛した女性であることは間違いないわけだから、なんでもくれてやればいいじゃん』と思うのだけれど。つくづく感じるのは『有名人の妻となる人は常にたたかれるのだなぁ』という点。カトチャン嫁しかり、ロンブー淳嫁しかり。世間は『血のつながりを最も大切にする』『過去の男性遍歴がある女を忌み嫌う』『暴露本を出すなどの目立つ行為をする女が嫌い』だから。世間の了見は想像以上に狭い。じゃ、世間ってなんだって話なんだけど。本当のたかじんファンは他人が描いた暴露本なぞに一切興味がないし、騒動も冷めた目で眺めている。やしきたかじんの死を心から悼むこと。ただそれだけなのでは」
いずれにしろ、たかじんさんが亡くなってから1年近くたったが、しばらくは静寂が戻りそうな気配はない。
(文=編集部)