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闘うジャーナリスト・佐々木奎一がゆく! ワーキングクラスの被抑圧者たち 第24回

猫大量虐待?殺処分・遺棄横行か…動物実験や皮・肉の闇市場へ売却疑惑も

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 B氏は、「コテツは友人が保護した猫で、慣らすために自分が預かっている」「ぷーちゃんはコテツが嫌がり怒るので、友人に飼う練習のため預けた」「ぷーちゃんは元気にしている」などと説明した。A氏は「一刻も早く、その友人からぷーちゃんを返してもらってほしい」と求めた。その友人は、京都府八幡市の男山団地にいるという。

 翌22日、B氏は「友人と連絡がつかない。友人はぷーちゃんを殺してしまったかもしれない。これだけ連絡よこさないのは、それくらいのことをしてしまったからではないか」と語ったため、不安に思ったA氏は「弁護士や警察に相談しようと思っている」と告げたところ、すぐにB氏から電話がきて、「『12月18日に窓を開けたら、ぷーちゃんが脱走してしまった』と友人は言っている」と説明した。A氏の仲間に対して「20日に脱走した」と語っていることから、このB氏の供述は虚偽であるとA氏は考えているという。

 A氏は24、25、26、27日と男山団地まで行き、ぷーちゃんを捜し続けたが、見つからなかった。なお、A氏はコテツも危ないと感じたため、「コテツを預かりたい」と強く求めて引き取ったが、そのコテツがつけている首輪はぷーちゃんのものだった。首輪だけ残っていることに大いなる疑問が生じる。

ぷーちゃんが付けていた首輪

●被害者はほかにもいた

 翌年1月11日、A氏は神戸にいる猫ボランティアの知人から、「B氏に猫を渡した後、その猫が行方不明になったという人がほかにもいる」との連絡が入ったためA氏が調べたところ、9人が同様の被害に遭っていることが明らかになった。

 今回、そのうちの1人、大阪市此花区在住のC氏に話を聞いた。以前、C氏宅の近所の河川敷に、小屋を建てて住んでいる家族がおり、その小屋には猫が数十匹住みついていたが、ある日家族はいなくなり、猫だけが残ったという。そこでC氏夫妻はその猫たちにエサをやっていたが、日がたつにつれて数が減っていったので残った数匹を自宅で保護し、そのうちの1匹について里親を募集したところ、B氏から申し込みがあり譲渡した。その後、何度かB氏から「猫は元気にしている」といった報告のメールが届いていたが、猫ボランティアをしている知人からB氏の噂を聞き調べたところ、すでにいなくなっていることが判明したという。

 被害者たちは、動物愛護団体・THEペット法塾代表で大阪市に事務所を置く植田勝博弁護士に相談し、B氏を動物愛護法の虐待・遺棄容疑で刑事告訴したが、検察の調査によりB氏の部屋に動物の血痕はなく、証拠不十分で不起訴となった。

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