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国民審査で罷免率が9%以上に

深刻な裁判所の劣化 裁判官の猥褻&パワハラ行為、和解強要や被害者恫喝…広がる司法不信

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 昨今、民事では裁判官裁判を早く終わらせるために和解を強要する事件や、裁判官が原告や被告の一方の主張のみを判決文に写し書き、裁判を終わらせる事件が多発している。また刑事では、検察や警察の主張を無理やりに追認するような内容の判決が多発し、冤罪の疑いの強い事件が多く指摘されている。

 また昨年には、最高裁で長く勤務し、その内部を知り尽くす元裁判官の瀬木比呂志明治大学法科大学院専任教授が、最高裁の実態を克明に描いた書籍『絶望の裁判所』(講談社新書)を出版した。同書では、裁判官の倫理観が欠如している実態や、裁判官の能力が低下している実態が克明に描かれている。裁判所内部では、最高裁を中心に、裁判官は多くの裁判を処理することが求められており、その作業に専念するのに伴って良心や良識が失われていき、和解を強要したり恫喝してでも裁判を多く処理する裁判官が出世する実態になっているという。さらに同書では、裁判官によるパワハラや猥褻行為が内部では多発している様子が告発され、長くベストセラーとなり大きな反響を呼んでいる。
(参考:14年6月2日付当サイト記事『裁判官による性犯罪、なぜ多発?被害者を恫喝、和解を強要…絶望の裁判所の実態』、6月4日付『冤罪を免れるのは困難、中身を見ず和解を強要…裁判所の病理を元裁判官が告発』)

 このように、裁判所の問題が多く指摘されたことで、司法への不信が高まっているという事情があるのではないだろうか。

●山本氏の罷免率が低い理由

 最高裁は現在、選挙における一票の格差の問題について、「違法状態にあるが選挙は有効」とする判断を続けている。このように選挙を無効とはしないために、今回の衆院選でも比例代表の得票率は、自民党が33.1%、公明が13.8%しかないにもかかわらず、議席数では両党を合わせて3分の2を超える大多数となっている。

 先月の総選挙の際、12月13日付当サイト記事『自民党、得票率わずか35%でも大多数 ゆがんだ政治を許す裁判所、その改革方法とは?』でも、いびつな選挙を許している裁判所に関する瀬木氏の指摘を紹介した。

 今回の国民審査の結果を受けて、瀬木氏は次のように語る。

「罷免率が平均で9%以上というのは、非常に高い割合になってきていると思います。09年、12年と比べ、増加が顕著です。およそ国民の10人に1人が最高裁裁判官の罷免を積極的に求めている状況であり、司法への信頼が大きく失われてきているのではないでしょうか」

 今回、行政官出身の山本氏の罷免率が低く、一方で木内氏、池上氏、山崎氏の罷免率が高い結果となったことについて、こう見解を述べた。

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