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藤原実「気になりませんか?」(1月19日)

本業にも支障…深刻な“面倒くさい”細かい雑務問題、格安&超簡単に解消する方法?

文=藤原実/藤原実税理士事務所所長、内閣府所管公益財団法人生涯学習協議会認定ビジネスモデル・デザイナー(R)
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「まだまだそんな規模ではない」「コストを増やすわけにはいかない」と思いとどまり、空き時間を使って請求書発行業務をがんばるとしても、「この時間を使って、もっと稼ぐ仕事をしたい」と考えるかもしれません。その時に、「どうやったら業務を効率化できるだろう」と思い悩むでしょう。

 事業内容やサービス・商品の提供の仕方、契約内容によっては、月額課金として自動口座振替を利用したり、クレジットカードの課金システムを経由することで請求書を毎月発行せずに済むケースもあります。その場合、最初の契約や規約をつくり、お客さんに理解してもらえれば一部の業務を効率化できます。

 一方、毎月定額の課金にそぐわないタイプの仕事、例えば単発で仕事を受託するケースや、毎回必ず請求書が必要な会社との取引もあるかもしれません。そのような場合には、面倒でも請求書を送らなければなりません。

 請求書はエクセルでテンプレートを使ってつくれますし、市販のソフトを使えば販売管理などと同時に請求書を作成することもできます。経理・会計の仕方にもよりますが、連動する会計ソフトを使っていれば、取引の管理と帳簿づけを連動させることもできます。

 それでも、請求書を印刷して封入後、切手を貼ってポストに投函しなければいけません。これだけは、誰かがやらないと、お客さんのところまで到達しません。やらなければいけないけれど、非常に細かく面倒な仕事です。

●安価に請求書発行&発送を代行

 この面倒くささを解消してくれるサービスの一つとして、「misoca」があります。ブラウザ上で請求書をつくれば、あとはボタンひとつで郵送までやってくれます。もちろん、一通当たり180円と郵送代、手数料はかかりますが、別途人を雇うよりはるかに低コストで済むはずです。同サービスは、売り上げを集約することで売り上げレポートを見ることもできますし、ウェブベースのクラウドサービスですのでスマートフォンやタブレットから請求書をつくって発送するまでを完了することもできます。毎月の定期的な請求を自動で作成する機能もあります。

 CSV形式のファイルとして管理したり、外部の会計ソフトやクラウド会計ツールとも連携可能なので、一人ですべて管理する小企業では効率化に役立つはずです。利用の都度課金されるので、懐にも優しいサービスです。

藤原実/藤原実税理士事務所所長、内閣府所管公益財団法人日本生涯学習協議会認定ビジネスモデル・デザイナー<R>

藤原実/藤原実税理士事務所所長、内閣府所管公益財団法人日本生涯学習協議会認定ビジネスモデル・デザイナー<R>

税理士。内閣府所管公益財団法人生涯学習協議会認定ビジネスモデル・デザイナー。藤原実税理士事務所所長。1975年生。慶應義塾大学経済学部卒
moresutartups.net 藤原実税理士事務所

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