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【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

爆笑問題が「NHKで政治ネタをボツにされた」と告発した問題は、結局、太田光が「政治ネタをやらないというのは、打ち合わせの段階で僕らは了承している」「言論統制なんてない」と釈明したことで一件落着となった。
しかし彼らは1月7日放送のラジオで「今回、NHKで政治家さんのネタがあったんだけど、全部ダメっちゅうんだな。あれは腹立ったな」(田中雄次)「テレビ局の自粛というのはあります」(太田光)とはっきり発言していたはずだ。
それが一転して、「言論統制なんてない」「ルール違反は俺ら」とNHKをかばう発言。しかも、籾井勝人会長とも「イベントで会って握手した」などと仲の良さをアピールしたのである。
この“大人の対応”にはガッカリしたファンも多かったのではないだろうか。あの過激な太田がなぜ、と。
だが、考えてみれば、彼がこんなふうに日和るのも無理はないのかもしれない。太田光が過激だったのは昔の話。この毒舌芸人は10年近く前、ある事件を境にして、決定的な「転向」をとげているのだ。