●評価が二分する日生「みらいのカタチ」

 追い抜かれた側の日生は、主力商品も酷評されている。特集記事『徹底分析! 一新された大手の主力商品 日生「みらいのカタチ」が酷評』によれば、12年に投入した新商品「みらいのカタチ」は主契約に特約を付加した従来型のパッケージ商品を11種に分け、それぞれ単品化した商品なのだが、「5年前や10年前の保険を装いだけ新たにして販売している」と酷評されているのだ。例えば、「依然としてあまりに高い保険料。比較しやすい『定期保険』の場合、同じ保障で格安のネット系生保の最大で2.4倍も高額だ」。さらに、「保険料の支払いが滞った際の『失効』と『復活』の対処法」を変更。保障内容の見直しにも「かなりの制約がある」という。

「『未来の形』を、本当に描けるのかはなはだ疑問。“落とし穴”が多く、10年先、20年先にトラブルに発展するのではないか」と、国内生保幹部が警鐘を鳴らしている(同特集より)。

 ただ、この「みらいのカタチ」に関しては、オススメしているメディアもある。『別冊宝島 よい保険・悪い保険2015年版』(横川由理、長尾義弘/宝島社)だ。同書の中で「みらいのカタチ 年金保険」は個人年金保険ランキングのベスト2位に入っており、「日本生命の個人年金。日本で2番目に大きな生命保険会社ですから健全性からいっても問題ないでしょう。(略)年金の支払いを最長5年間繰り延べたり、保証期間付き終身年金に変更できる場合もあります。所定の三大疾病等になった場合に保険料の払い込みが免除される特約も」というコメントがついている。

 酷評するダイヤモンドとオススメする別冊宝島、はたしてどちらに軍配が上がるのだろうか。
(文=松井克明/CFP)

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