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【日刊サイゾーより】
事実上、本部ビルの買い戻しが実現しそうな朝鮮総連中央本部ビル(東京都千代田区)売却問題。本部ビルは維持する一方で、東京都文京区にある「朝鮮出版会館」は1月23日に大阪市内の不動産会社に約23億円で売却され、解体される見込みとなった。北朝鮮研究者やマニアからは「コリセンがなくなる……」と、惜しむ声がTwitterなどで相次いでいる。日本の好事家に愛された「コリセン」とは……。
朝鮮出版会館は白山通り沿いにあり、地上13階、地下1階建ての巨大なビル。屋上には北朝鮮からの通信やラジオを受信するためなのか、ワイヤーアンテナが張りめぐらされている。
総連系機関紙や出版の会社のほか、ミサイルや核関連の技術を北に“輸出”しているという指摘がある「在日本朝鮮人科学技術協会」など、総連傘下の団体がこのビルに住所を置いているが、実際には人の出入りは少ない…