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テレビCM、録画&スキップで効果低下は嘘だった?ケータイの大量CMは効果絶大?

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 2位には、ダイハツの軽自動車、ウェイクのCMがランクインした。ダイハツは、ムーヴ、タントのCMも人気を博しており、新たな人気シリーズとなるだろう。特に俳優の玉山鉄二と中島広稀が珍妙なやり取りを交わす「ウェイク兄弟」シリーズは、放送されるやインターネット上で「面白い」と絶賛する声が相次いでおり、動画再生回数もうなぎ上りの状況だ。

●面白いCMは訴求効果が上がっている?

 3位には、ソフトバンクモバイルが入った。同社は昨年、定番となった「白戸家」シリーズを中心に88作品を展開し、CM好感度年間1位を獲得している。白戸家シリーズを展開して以来、同社の企業イメージは常に上位に位置している。CMが同社の好業績に大きな要因となっていることは間違いないだろう。ちなみに白戸家のシリーズでは、俳優の堺雅人、犬のお父さん、女優の上戸彩や樋口可南子などのレギュラー陣に加え、人気アイドルの橋本環奈、女優の吉永小百合、ふなっしー、サッカー選手の香川真司など、その時々において話題のキャストを次々に起用して人気を集めている。

 1月度では3位に甘んじているものの、年間ランキング1位の最右翼であることは疑いない。2月以降の新作にも注目したい。

ソフトバンクのCM一覧 http://www.softbank.jp/mobile/tvcm_media/cm/

 今回紹介した3社のCMは、いずれもドラマ仕立てで斬新な設定をしている点が共通している。auは日本の代表的な昔話の桃太郎、浦島太郎、金太郎の3人が軽妙なトークを繰り広げ、ダイハツは型破りな発想の持ち主が自動車に奇抜な改造を加え、ソフトバンクは家族の父親が犬になるなど、視聴者が一瞬で引き込まれる面白さがある。

 若者のテレビ離れが進んでいるといわれ、ドラマなどを見ている視聴者でも録画してから見る人が増え、録画再生する際にはCMは飛ばされることが多いだろう。しかし、面白いCMはすぐにネットで話題となり、動画で再生される時代になった。

 すなわち、優れたCMは進んで視聴されるようになっているため、むしろ以前よりもCMの持つ訴求効果は上がっているのかもしれない。もちろん、単なる商品紹介ではなく、ストーリー性も含めてつくり込んだCMでなければならないため、制作者は相応の注力が必要となる。一消費者としては、番組を中断されるCMは少ないほうがいいが、CM自体が面白くならざるを得ない傾向は歓迎したい。
(文=沼田利明/マーケティングコンサルタント)

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